2023年1月の「菜園日誌」

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菜園日誌

 

こんにちは、私は20年以上家庭菜園で無農薬野菜を育てている「サク」といいます。

今年から月ごとにどんな作業をしたかを報告していきます。

私自身の作業の記録を残し、振り返りや反省、良かったことを共有できたらいいな、と思います。

実際に行った記録なのでタイムラグがありますが、後半には来月になったらどんな作業をするかも書いておくので参考にしてください。

 

それではさっそく1月からいきましょう!

1月の活動報告

  • ブロッコリーの追肥
  • 寒起こし
  • 玉ねぎ・長ネギの枯葉取り
  • 干し芋作り

 

ブロッコリーの追肥

まずは、ブロッコリーの追肥です。

冬の家庭菜園では野菜は育たないと思いますよね。

育たない野菜に肥料を施しても、そのまま使われることなく流れ出てしまいます。

ただ、ブロッコリーは成長しているのです。

真冬でも収穫できる唯一の野菜なのではと、私は思っています。

 

 

見えづらいですが、側花蕾が育っているのがわかりますか?

暖かい季節と比べれば、成長は遅いですが、着実に育っています。

ちなみに鳥が多い地域は防虫ネットを冬でもかけておくといいです。

 

食欲旺盛な鳥の被害にあい、葉っぱがすべて食べられてしまい、丸裸。

冬は鳥たちも生きるために必死で食料を探しているようです。

防虫ネットを掛けるだけで、ふさふさを維持できるので被害にあう前にかけておきましょう。

防虫ネットのかけ方は、高さのあるアーチ形支柱があれば使用して、下の方に隙間が空いていても問題はありません。

葉っぱさえ覆えれば十分です。

追肥量は鶏糞または化成肥料を1㎡あたり30g程度施し、軽く土寄せします。

そして、収穫もお忘れなく。

 

寒起こし

昨年新たに任された畑の土が固すぎるため、寒さを利用した土壌改良をします。

寒さを利用する土壌改良それが「寒起こし」です。

どんなことかというと、ざっくり畑を掘り、しばらく放置するだけです。

干上がった川のようですね。

この状態から一気にふかふかの畑にするのは難しいことです。

ざっくり掘るとこんな感じになりました。

この土の塊一つ一つを砕いていくとなると、とんでもなく重労働になってしまいます。

この状態で放置すると、土の塊に霜が降ります。日中その霜が解け、そして夜になると再度霜が降るというサイクルを繰り返すことになります。

そうするとカチカチの土の塊も、徐々に柔らかくなっていくという手法になります。

 

玉ねぎ・長ネギの枯葉取り

玉ねぎも長ネギも成長が見られないですが、たまに見ると枯葉がついていませんか。

枯葉を放置すると病気の原因になるので、摘み取ります。

また、玉ねぎは霜柱で根が浮き上がっていることがあるため、霜柱が立った時は軽く押し込んでおきます。

 

干し芋作り

最後はクッキングです。

暖かいと腐ってしまうので、干し芋は寒い時期にしか作れません。

昨年作ったサツマイモがうまく保管できていれば使用しましょう。

追熟期間が長いと糖度が上がり、とてもおいしい干し芋ができます。

作り方は、

  1. サツマイモを1時間ほど蒸す。
  2. 皮をむき、厚さ5mm程度にスライス。
  3. 野菜干し用のネットに入れ、雨に当たらないところで1週間程度陰干し。

車庫や納屋があって、雨の心配がないところなら放置で良いです。

ベランダ等、雨の心配がある場合は、日中晴れているときに外へだし、夜間や雨が降っているときは、屋内の暖房がきかないところで干しましょう。

4日目ぐらいでも干し芋っぽくはなりますが、日持ちしません。

 

以上、1月の作業でした。

いかがでしょうか、参考になることがあれば取り入れてもらえると嬉しいです。

来月は、玉ねぎ・ニンニク・ブロッコリーの追肥。

寒起こしの結果報告。

春植え野菜のための土づくりを行っていく予定です。

 

最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。

少しでも、皆さんの家庭菜園ライフの役に立てたら嬉しいです。

それでは、また次回

菜園日誌
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