2023年4月「菜園日誌」

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菜園日誌

こんにちは、私は20年以上家庭菜園で無農薬野菜を育てている「サク」といいます。

4月になると、暖かい日が多くなり、ホームセンター等に夏野菜の苗がならび始めます。

私は、朝夕の気温が夏野菜の生育温度以下なので、今月は畝の準備をしていきます。

土づくりをしっかりと行っていきましょう。

 

4月の活動報告

  • ジャガイモの芽かき・土寄せ
  • ニンジン・ダイコンの間引き
  • 耕運機を使った土づくり
  • コンパニオンプランツの植え付け

 

ジャガイモの芽かき・土寄せ

2月の終わりから3月上旬に植え付けたジャガイモは、1か月ほどあれば芽を出してきます。

1つの種イモから5本も6本も芽が出ているようなら、減らす必要があります。

ジャガイモの収穫量は、芽が何本出ても重さ的には同じくらいになります。

芽が何本も出ていると、栄養が複数に分散され、1つ1つが小ぶりになってしまいます。

そのため、1つの種イモからは成長の良い芽を2つから3つ伸ばすようにして、他の芽は摘みっとってしまいましょう。

写真では、6本も出ているので、これを3本に減らします。

間引き後は、葉が埋まらない程度の山を作るように、土を集めてあげれば良いです。

 

ニンジン・ダイコンの間引き

まず、ニンジンの間引きは発芽率が悪いので、2回に分けると良いです。

本葉が2~3枚で間隔を6cmくらいにした後に、本葉が3~4枚になるころに、10cmから12cmくらいあくように間引きます。

2回目の間引き後は追肥と土寄せも行います。

次にダイコンですが、本葉が5~6枚になるころまでには、1か所1本になるように間引きます。

こちらも間引き後は追肥と土寄せを行い株のぐらつきを抑えましょう。

 

耕運機を使った土づくり

今年は人生で初めて耕運機を使いました。

新しく借りた畑は土がガチガチに固く、スコップで悪戦苦闘しているところに、それを見かねた隣の畑のおじいさんが耕運機を貸してくれました。

その名をさいゆうき」!!

ネーミングセンスも抜群ですね。

草の生えているサイドに、スコップで頑張った面影を感じていただけるでしょうか。

スコップでの頑張りが30分でしたが、耕運機で1面をこの状態にするのも30分程度でした。

家計の経済的に許されるのなら、本気で欲しいと思いました。

ここに牛糞や腐葉土をまぜて、畝を立てていきます。

距離を測り、紐で目安を決めると、畝が立てやすいです。

コンパニオンプランツの植え付け

畝を立てたら、夏野菜を植え付ける前に、コンパニオンプランツとなる種を蒔いていきましょう。

キュウリには「ラディッシュ」

ピーマンやナスには「ツルなしインゲン」

キュウリのコンパニオンプランツのラディッシュには、ウリハムシという、キュウリにつく害虫を忌避する効果があります。

ツルなしインゲンには、マメ科の野菜の根に共生する菌の働きで、ピーマンやナスの成長を促進する効果が期待できます。

ラディッシュは数日で発芽します。

1週間しても発芽しないようなら、種の蒔きなおしを検討しましょう。

 

土に堆肥をすき込んだり、害虫の忌避効果がある野菜を事前に植え付けたりと準備をしてきましたが、野菜作りでの事前準備はとても大切です。

土の栄養をすぐに取り込める状態にしていれば、夏野菜のスタートダッシュを容易に決めることができるでしょう。

 

来月はいよいよ、夏野菜の植え付けを行っていきます。

収穫ではそらまめや、玉ねぎ、カブなどができるでしょう。

 

最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。

それでは、少しでも皆さんの家庭菜園ライフの役に立てたら嬉しいです。
それでは、また次回

菜園日誌
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