2023年7月「菜園日誌」

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菜園日誌

こんにちは、私は20年以上家庭菜園で無農薬野菜を育てている「サク」といいます。

雨が少なく、とても暑い日の続いた7月でしたね。

実を付ける野菜が多く、管理をしっかりしていかないと、野菜も夏バテしてしまいます。

どんな作業をしてきたか振り返ってみましょう。

 

7月の活動報告

  • 追肥・土寄せ
  • 水やり
  • 除草
  • 根菜の間引き
  • ジャガイモ収穫

 

追肥・土寄せ

最初が「6月と同じじゃないか」っとツッコミどころですが、大事なことなので説明します。

収穫の始まった野菜たちは、ドンドン栄養を根から吸収していきます。

そこで肥料切れを起こさないためにも、2週間に1度は追肥をしていくようにしましょう。

それに合わせて、中耕と少しばかり株元に土を集める程度で良いです。

代表的な夏野菜の肥料不足の目安は、キュウリなら実が曲がる、ナスは実が石のように固くなる。

ピーマンなら、花が小さくなったり、雄しべが長く、雌しべが短くなる現象があります。

また、それぞれの野菜ごとの肥料不足の目安については、各野菜のページを参考にしてください。

肥料の量も1回で大量に施すのではなく、上記のような状態を確認しつつ、適量を与えていくのが大事になります。

 

水やり

畑が家の近く、川などの水源の近くではないという方もいて、水やりは大変だという方もいると思います。

ですが、野菜も生きているので、水分がなければ枯れてしまいます。

大きいペットボトルやポリタンク等に水を汲んで運びましょう。

水やりは、水をあげる時間も重要になります。

太陽がカンカン照りの日中に、水をまいてしまうとどうなってしまうでしょう?

正解は、熱湯をかけているのと同じことになります。

熱湯では野菜の根を痛めてしまいます。

そこで、水やりの時間は早朝か夕方の太陽が低い位置になってから行います。

私は、早朝がオススメです。

気温も上がってなく、水やり以外の作業もやりやすい時間帯です。

日の出の時間も早くなっているので、太陽が昇るのを見ながら畑仕事なんていかがでしょうか。

 

除草

追肥、水やりと野菜のために作業してきましたが、雑草の成長も良くなります。

ただ、いくらでも出てくるので、そんなに神経質になって、小さい草まで探して取らなくても大丈夫です。

株元で大きくなった草は抜きますが、小さい草は土寄せ・中耕でザクザクすれば十分です。

通路で茂っている草は、「ホー」という、立ったまま地際で削る道具を使うと便利です。

 

根菜の間引き

6月に種を蒔いた「ダイコン」、「カブ」、「ニンジン」が発芽したら間引きをしましょう。

ダイコン・カブは1か所に2本になるように。

ニンジンの最初の間引きは、株間5cm程度になるように行うのが良いでしょう。

大きく、形のいい根菜を作るには間引きがとても重要な作業になります。

 

ジャガイモの収穫 

ジャガイモの収穫も6月から継続している作業です。

6月でとりきれなかったということもありますが、植え付け自体を1か月程度ずらして植えた畝もあるので、今月も作業します。

秋じゃがは土の中に残して、必要な時に掘って使うこともできますが、春じゃがはそれができません。

気温が低く雨が少ない冬と違い、夏は大雨が降ることもあれば、気温自体も高いため、土の中で腐ってしまうことがあります。

そのため、夏に収穫するジャガイモは、適期に畑から掘り起こして、床下収納などの冷暗所に保管するのが大切です。

 

7月は追肥・土寄せ・水やりがとても重要です。

長く夏野菜を楽しむためにも、大きくさせすぎず、適期に収穫することを意識しましょう。

6月とあまり変わらない内容かもしれませんが、小さなことをコツコツ行っていきましょう。

 

最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。

それでは、少しでも皆さんの家庭菜園ライフの役に立てたら嬉しいです。
それでは、また次回

菜園日誌
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