2023年8月「菜園日誌」

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菜園日誌

こんにちは、私は20年以上家庭菜園で無農薬野菜を育てている「サク」といいます。

8月も雨が少なく、暑い日が続き、体力的にも厳しい日が多かったです。

小まめな水分補給と、休憩を多くとりつつ作業したため、なかなか思ったほど進まないと感じることがありましたが、熱中症になってしまっては畑作業自体できなくなってしまうので、疲れる前・のどが渇く前の一休みが大切です。

それでは、今月の作業を振り返っていきましょう。

 

8月の活動報告

  • 収穫
  • 調理
  • 撤収
  • 長ネギの植え付け
  • 秋冬の菜園計画

ちなみに、追肥・土寄せ、除草、水やりは継続しています。

今月もそれを書いたら、「ネタ切れか!」、「??デジャブ??」などと思われてしまうので、割愛させていただきます。

 

収穫

先月から収穫は続いていると思いますが、今月は「トウモロコシ」、「スイカ」が収穫時期を迎えました。

この2種類には共通する現象があるのですが、皆さんわかりますか?

・・・正解は・・・

「収穫時期がヒゲで判断できる」です。

正確には、トウモロコシなら穂先が、スイカは実のすぐそばの巻きヒゲが茶色く枯れた時が、収穫適期になります。

特にスイカの収穫時期は、開花日や受粉日から○○日後と記載されていることが多いと思いますが、私はどの実がいつからついているか覚えていられません。

そこでヒゲ判断が私にはあっています。

収穫時期を逃してしまうと、枯れたり、腐ったり、動物に食べられてしまったりと、良いことはありません。

適期を逃さず、収穫していきましょう。

 

調理・保存

皆さん、収穫した野菜はすぐに食べられていますか?

すぐに食べない時は、野菜室に入れて保管していると思います。

私は、収穫適期の野菜はドンドン収穫していくため、すぐに野菜室がいっぱいになってしまいます。

その野菜室の中でも人一倍場所を取るのが、「ピーマン」と「ゴーヤ」です。

ピーマンは中身空洞で軽いですが、握りこぶし程度の大きさで収穫量も多いです。

ゴーヤは特に大きく、収穫量があるものの、使用用途が「チャンプルー」くらいしか代表的な調理方法がありません。(←個人的主観です。)

そこでオススメなのが、冷凍保存です。

もちろんそのまま冷凍庫に入れてしまっては、冷凍庫をパンパンにするだけなので、ひと手間加えます。

作業としては、種を取り除いて、使用用途ごとに切り分けて保存袋に入れて、冷凍庫にしまっていきます。

ピーマンなら、炒め物用に乱切り・短冊切り、ハンバーグやチャーハンに隠して入れるようにみじん切りです。

ゴーヤはもちろん、チャンプルー用に半月切りです。(←個人的主観です。)

ちなみに、ゴーヤもチャーハンにみじん切りにして隠すと、意外と食べれるので、野菜不足を感じた時に入れてみてはいかがでしょうか。

 

撤収

8月になると収穫が終わり、枯れ始める野菜も出てきます。

うちでは、キュウリやトウモロコシ、イチゴを片付けました。

まず、キュウリは実が付いても曲がってしまったり、大きくならなくなり、追肥・水やりで改善しないようなら、株自体の寿命です。

寿命を迎えた株を残しておくよりも、次の野菜のために土づくりのために、潔く撤収してしまいましょう。

続いて、トウモロコシですが、実を収穫してしまえば、残しておく必要はないので抜いてしまいましょう。

撤収したトウモロコシは乾燥させて、さといもの敷きワラ代わりに使えます。

さといもの乾燥を防ぐと、イモがよく太るのでオススメのリサイクル方法です。

最後に、イチゴですが、翌年用に苗取りをしてからの撤収になります。

イチゴはランナーという茎をのばして増えていく野菜なので、ランナーの先の接地するところを土を入れたポットに乗せておくと、数日で根を張ります。

根を張ったタイミングで、ランナーを切り離せば、苗の出来上がりです。

 

長ネギの植え付け

今月植え付けができる野菜は「長ネギ」です。

長ネギは8月から冬が生育期間になります。

苗を買ってくるでも良いのですが、私のオススメは再生栽培です。

収穫した長ネギの根の部分を3~5cm程度残して土に植えておくと、根付いて成長を始めます。

このように再生する特徴をいかして、料理で使用するたびに根を少し残し畑のわきで再生させておいて、このタイミングで植え付けを行っていきます。

また、長ネギの植え付けは、植穴を深く掘って行います。

これは、長ネギの成長にあわせて土寄せをして、白い部分を増やしていくためなのですが、根が空気を欲しがるので植え付ける際に、撤収し乾燥させたトウモロコシの茎を敷いてから土をかけていくと良いです。

 

秋冬の菜園計画

菜園計画はとても大事なことだと私は思っています。

計画することで、作業効率は上がり、連作障害を回避し、気候による失敗も防ぐことができます。

秋冬野菜は、冬になる前に収穫まで迎えるもの、あえて冬の寒さにあてて翌春に収穫する野菜があり、計画することで、植え付け時期を逃さず行えます。

そこで気にすることが「連作障害」です。

夏野菜は意外と「ナス科」の野菜が多いです。

なので、なす・ピーマン、トマトの後に秋じゃがはNGです。

同じ理由で、連作障害の出る期間の長いマメ科も気をつけましょう。

ちなみに、アブラナ科の後に種を蒔いて育てる野菜は不向きです。

アブラナ科の野菜は、発芽抑制するアレロパシーを根から出しているので、種を蒔いても芽が出ないことがあります。

私はいくらでも畑にいられますが、計画的な家庭菜園を行い、家族や友人との時間、他の趣味も大切にしていこうと思います。

 

最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。

それでは、少しでも皆さんの家庭菜園ライフの役に立てたら嬉しいです。
それでは、また次回

菜園日誌
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サクの家庭菜園

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