2023年9月「菜園日誌」

スポンサーリンク
菜園日誌

こんにちは、私は20年以上家庭菜園で無農薬野菜を育てている「サク」といいます。

9月もあっという間に過ぎてしまったように感じますが、皆さんはいかがでしたでしょうか。

9月は夏野菜から秋冬野菜への切り替え準備の時期です。

私は、8月からのツケ(雑草伸び放題)を清算しつつ、畑をリフレッシュし、10月からの植え付けに備えました。

残暑厳しいなか、熱中症ギリギリを攻めた記録です。

 

9月の活動報告

  • 夏野菜の見極め
  • サツマイモのつる返し
  • 秋ジャガ植え付け
  • ブロッコリーの植え付け
  • 玉ねぎの種まき
  • 畝づくり

 

夏野菜の見極め

今月も追肥・水やりは継続していると思います。

ナス・ピーマンはまだまだ勢いよく実を付け、ゴーヤ、トマトも収穫量は減っていますが、まだいけます。

このように、栽培期間の長い野菜がいると、秋冬野菜への移行が出遅れてしまいます。

秋冬野菜は夏野菜と違い、成長がゆっくりです。

タイミングを逃すと、収穫量が減ってしまいます。

育てる秋冬野菜の植え付けタイミングから逆算して、収穫中であっても夏野菜を撤収することを考えましょう。

 

サツマイモのつる返し

写真のように、畝からはみ出したツルは、ベリベリ剥がし、畝の上へ載せてしまいましょう。

すごく雑なように見えますが、これでも枯れることはなく、数週間後にはまた、ツルがのび放題になります。

ツル返しは、畝以外の場所に根を生やし、余計な養分を吸収することを防ぐために行います。

そのため、ツルが伸びた先で根が生えているのに可哀そう、などとは思わず、しっかりと剥がしましょう。

 

秋ジャガ植え付け

9月中旬ごろから秋ジャガの植え付け時期になります。

秋ジャガを植える前に畑を整理していたら、写真のようにジャガイモがゴロゴロ出てきました。

その中には下のように、芽が出ているジャガイモもあったので、今回はそれを植え付けていくことにします。

秋ジャガの植え付けでは、種イモを切ることはしません。

これは、秋の長雨で種イモが腐るのを防ぐためです。

また、ジャガイモは連作障害が出るので、春ジャガを育てた場所や、ナス科の野菜を育てた場所には植え付けしないようにしましょう。

 

ブロッコリーの植え付け

ブロッコリー栽培は、害虫・害鳥との戦いになります。

植え付け初期は、まだまだ蝶が飛んでいるので、卵を産み付けられないように注意を払います。

栽培後半の冬は野菜不足の鳥が、葉をついばんでいくので、これらの対策として防虫ネットを掛けてしまいましょう。

防虫ネットを掛けることで、害虫・害鳥予防はもちろん、強雨・強風から苗を守ることができます。

防虫ネットをかけるなんて難しいよ、と思われるかもしれませんが、1回やってみると意外とできます。

私も敷居が高いと感じていた一人なので、抵抗感を感じるのはわかります。

私の畝は幅1m、長さ3mで統一しているので防虫ネットは幅2.5m長さ6m、アーチ支柱180cmを5本で1セットにしています。

畝を統一することで、どこでトンネルを作るにしても、使いまわしができて便利です。

 

玉ねぎの種まき

玉ねぎの苗は時期になると、50本単位で売られていたりするので、それを買って来て、育てるのが家庭菜園では一般的です。

あえて種から育てるメリットとしては、品種を選べたり、良い苗を自分の目で選別できるところにあります。

今回は、早生・中生・晩生と3種類

玉ねぎは料理のよく使うので、とにかく早く収穫を迎える早生種、注意点は貯蔵性がないので、すぐに使わないと腐ってしまいます。

貯蔵性があるのは、中生種・晩生種になります。

早生種だけだと1年を通して必要な玉ねぎを保存できないので、中生または晩生を育てることをオススメします。

 

畝づくり

10月からは、秋冬野菜の植え付け・種まきが始まります。

すぐに育てられる準備をしていきます。

↑悲惨ですね。

春ジャガから放置してしまったスペースです。

まずは草刈りから始めます。

刈った草は、畑内に穴を掘って埋めていきます。

まとめた草の上には、米ぬか・牛糞をかけてから土を乗せて埋めます。

根野菜を育てない場所なら、草を埋めた上に畝を立てていきます。

畝を立ててたら、その上に苦土石灰をまいて、Ph調整とミネラル補給をしておきましょう。

特に放置された場所や、酸性土壌で育てる野菜(ジャガイモ)の後は必ず石灰を入れるようにします。

また、秋冬野菜にはダイコンやニンジンもあるので、それらを育てる畝は、地中深くまで耕して準備します。

根野菜は地中に固いものがあると、又根といって、先が二手に分かれてしまうことがあるので、畝を準備する際は、石を取り除くのはもちろんのこと、固まった土を砕くことが大切です。

 

最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。

少しでも、皆さんの家庭菜園ライフの役に立てたら嬉しいです。

それでは、また次回

菜園日誌
スポンサーリンク
サクの家庭菜園

コメント

タイトルとURLをコピーしました