こんにちは、私は20年以上家庭菜園で無農薬野菜を育てている「サク」といいます。
「採れたてのレタスでサラダが食べたい」「結球しなかった」――そんな悩みを持つ方へ向けて、レタス栽培のすべてをこの1記事にまとめました。
レタスの基本知識
レタスは地中海沿岸原産のキク科の野菜です。冷涼な気候を好み、高温が苦手です。春まきと秋まきの2回栽培できます。リーフレタスは結球させる必要がなく、特に初心者におすすめです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 科目 | キク科 |
| 連作障害 | あり(1〜2年あける) |
| 栽培難易度 | ★☆☆(リーフレタスは特に簡単) |
| 植え付け時期(春) | 3月下旬〜4月中旬(関東基準) |
| 植え付け時期(秋) | 9月中旬〜10月上旬(関東基準) |
| 収穫時期 | 植え付けから40〜60日後 |
| 株間 | 25〜30cm |
初心者におすすめの品種
| 品種名 | 特徴 | おすすめ度 |
|---|---|---|
| グリーンリーフ(リーフレタス) | 結球しないので栽培が最も簡単。何度も収穫できる | ★★★ |
| サニーレタス | 赤みがかった葉が美しい。サラダに彩りを添える | ★★★ |
| バタービタ508 | 半結球型。柔らかくバター風味 | ★★☆ |
| グレートレイクス | 結球レタスの定番。作るのに少し技術が必要 | ★★☆ |
2026年の栽培カレンダー
| 月 | 作業内容 |
|---|---|
| 3月下旬〜4月 | 春の植え付け |
| 5月〜6月 | 春作の収穫(暑くなる前に収穫完了) |
| 9月中旬〜10月 | 秋の植え付け |
| 10月〜12月 | 秋作の収穫 |
植え付け方法
- 植え付け2〜3週間前に苦土石灰(100g/㎡)、堆肥(2kg/㎡)、化成肥料(80g/㎡)を施す
- 株間25〜30cmで浅く植える(深植えはNG。根元が蒸れると病気になる)
- 植え付け後たっぷり水やり
日々の管理
水やり
| 状況 | 水やりの目安 | 注意点 |
|---|---|---|
| 植え付け〜活着 | 毎朝たっぷり | 活着するまでの2週間が重要 |
| 生育期 | 土が乾いたら与える | 葉に水かけると病気の原因 |
| 夏(高温期) | なるべく朝のみ | 高温期は朝の水やりだけで十分なことが多い |
⚠️ 失敗ポイント
- 深植え:根元が蒸れて腐りやすくなる。浅く植えることが基本
- 夏の栽培:25℃以上でとう立ちしやすくなる。春作は5月末までに収穫を完了させる
追肥
植え付け2〜3週間後に液体肥料または化成肥料(20g/株)を施します。その後は2〜3週間ごとに継続します。
収穫のタイミングと保存方法
| 品種 | 収穫のタイミング |
|---|---|
| リーフレタス | 外葉から順に必要な分だけかきとり収穫(何度でも収穫できる) |
| 結球レタス | 球が硬くなったら根元からハサミで切り取る |
- 濡れたキッチンペーパーで包んでポリ袋に入れ野菜室で保存(3〜5日)
- 切り口にはすぐ変色防止のため水を含ませたペーパーを当てる
よくある失敗と対策
| 症状 | 原因 | 対策 |
|---|---|---|
| 結球しない | 高温・肥料不足・日照不足 | 秋まきにする。追肥を強化 |
| とう立ち(花が咲く) | 高温・長日条件 | 暑くなる前に収穫。リーフレタスに切り替える |
| 腐れ(根腐れ・灰色かび病) | 深植え・過湿 | 浅植え・水はけ改善 |
| ナメクジ被害 | 夜間の食害 | 誘殺剤設置。畑の周りをきれいにする |
まとめ
- 初心者はリーフレタスから始める:結球させる必要がなく、かきとり収穫で長く楽しめる
- 浅く植える:深植えは腐れの原因。根元が地上に出るくらいでOK
- 高温期を避けて栽培する:春は5月末まで・秋は9月以降が適期
- 追肥を忘れずに:生育が早い野菜なので2〜3週間ごとの追肥が効果的
- 外葉からかきとり収穫で長く楽しむ:株を残せば1株から長期間収穫できる
よくある質問(FAQ)
Q1. レタスは苗から育てた方がいいですか?種まきでもできますか?
初心者は苗からの方が確実です。種まきの場合、レタスの種は好光性(光がないと発芽しない)のため、土をほとんどかぶせないことがポイントです。
Q2. レタスのかきとり収穫はどうやってやればいいですか?
外側(下側)の葉から順に、手でかき取るか葉の付け根からハサミで切ります。内側の葉を残すことで株が成長し続け、何度も収穫できます。一度に全部取らないようにしましょう。
Q3. レタスが苦くなることがあります。原因は?
収穫が遅れてとう立ちが始まると苦みが増します。また高温・水不足でも苦みが出やすくなります。適期収穫と水管理を心がけることで苦みを抑えられます。


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