こんにちは、私は20年以上家庭菜園で無農薬野菜を育てている「サク」といいます。
サツマイモと言えば秋ですよね。
秋に美味しいサツマイモを食べるには今からの準備が大切です。
サツマイモの栽培期間120~140日程度です。
美味しいサツマイモを食べるには3か月から4か月成長に必要で、さらにそこから追熟させるため3週間程度待つ必要があります。
植付期間は6月いっぱいは間に合うと思いますが、気温が18℃を越すようなら早めに植えましょう
省スペースで家庭菜園をしているなら、なおさら冬野菜の植え付けまでに片付けたいので期間は気にしましょう。
サツマイモの苗はここを見よう
- 葉の色、大きさ、厚み
- 茎、節間、先端
- 害虫の有無
サツマイモの苗は差し穂とポッド苗があります。
差し穂とは20~30cm程度にカットされたサツマイモのツルで、だいたい10~20本をひとまとまりにして売られています。
また、ポッド苗というのは土に埋められた状態のサツマイモからツルを成長させて何本か植え付け用のツルを取るものです。
元気なツルを自分で育てて植え付けたいならポッド苗ですが、手間を考えたら、差し穂を買うのが良いでしょう。
葉の色、大きさ、厚み
苗の長さは20cm程度のものが5月ころから売られています。
葉の色は濃い緑をしているもので、枯れているものは避けましょう。
葉も大きくなっているもので葉に厚みのあるものを選びましょう。
サツマイモの苗は20本くらいがまとめて売られているので全部をしっかりチェックできれば良いですが、時間がかかってしまうので、全体的な雰囲気でパッと選んで良いと思います。
茎、節間、先端
茎は太く、節が4~5程度あるもので、節間が間延びしていないもを選びます。
特に葉の先端の葉を見てください、一番新しい葉が枯れているものはダメです。
成長点という、ここから伸びてい行くところが枯れてしまうとツルが成長しないのです。
害虫の有無
サツマイモの葉にはあまり害虫が付くことはありません。
土中にいる昆虫等の幼虫が食害することは良くあります。
それでも、アブラムシには気を付けて見ましょう。
アブラムシは病気のウイルスを媒介してモザイク病にかかってしまうかもしれません。
以上がサツマイモの苗の選び方になります。
サツマイモは追熟させると本当に甘くなります。
追熟期間も考えて大きいサツマイモをいっぱい育てられるように良い苗を選びましょう。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。
少しでも、皆さんの家庭菜園ライフの役に立てたら嬉しいです。
それでは、また次回
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