こんにちは、私は20年以上家庭菜園で無農薬野菜を育てている「サク」といいます。
今年から月ごとにどんな作業をしたかを報告していきます。
私自身の作業の記録を残し、振り返りや反省、良かったことを共有できたらいいな、と思います。
実際に行った記録なのでタイムラグがありますが、終わりには来月になったらどんな作業をするかも書いておくので参考にしてください。
3月は朝は寒く、日中は半袖でもすごせそうなほど暖かい日が続きましたね。
そのおかげか、玉ねぎやニンニク、イチゴなどの冬を越してきた野菜たちが、いっせいに成長を始めたようです。
春に向けて成長するもの、収穫をし、栽培を終わらせるものとありますが、一つ一つ作業していきましょう。
3月の活動報告
- ブロッコリーの片づけ
- 玉ねぎの追肥・土寄せ
- そらまめの追肥・土入れ
- イチゴの受粉
- 長ネギの再生
ブロッコリーの片づけ
暖かくなってくるとやって来るのが、やつです。
そう!「蝶」です。
いつの間にかやってきては、卵を産み付け、アオムシを大量発生させるのです。
対策として、防虫ネットは掛けてありますが、収穫後半にもなると防虫ネットを押し上げようとみっちり育っているため、防虫ネットの上からでも産卵されてしまうことがあります。
このころになると側花蕾が取れても、だいぶ小さくなってきたのではないでしょうか。
上の写真のように、暖かくなると花開くまでが早く、収穫を逃してしまうこともあるでしょう。
ここまで頑張ってくれたブロッコリーに感謝しつつ、次の野菜のために整理していきましょう。
長い栽培期間だったので、土壌酸度も酸性寄りになっていることでしょう。
私が測ったところ、土壌酸度は5.9と酸性になっていたので、苦土石灰を1㎡あたり50~100g程度すき込んでおきました。
施肥量がざっくりすみません、正確に測っているわけではなく、手計で計算しているため、ご了承ください。
目安として
1つまみ | 指3本でつまむ | 約 3g |
1つかみ | 指5本でつまむ | 約10g |
1握り | 手のひらを含め手全体でつかむ | 約30g |
今回は酸度調整のみで、肥料は次の野菜を育てる1~2週間前にすき込みます。
玉ねぎの追肥・土寄せ
前回の2月同様に追肥を行っていきます。
追肥量は1株あたり3gの化成肥料と言われていますが、1株ずつだと大変なので、1㎡あたり何株あるのかで追肥してしまいます。
1㎡あたり20株あるなら追肥量は60gです。
それを株間にばら撒き、肥料が隠れる程度に土寄せをしておきます。
収穫まであと2カ月程度ありますが、最後の追肥になります。
収穫までは雑草が生えやすいので、肥料を食われないように除草していきましょう。
そらまめの追肥・土入れ
私が育てているそらまめですが、今回はまわりの畑のそらまめに比べ、成長が遅いように感じます。
今回の追肥と土入れで巻き返しを期待したいと思います。
まずは1㎡あたり30g程度の肥料をばら撒きます。
そしたら土を入れていきます。
土の入れ方は株の中心が隠れるくらいの土をいれて、土台をしっかりさせるので、畝のまわりから土を集めて入れると良いでしょう。
上から見ると下の写真のように四方に枝が伸びているのがわかると思います。
この中心に土を入れていきます。
中心が隠れて、それぞれが独立した枝のようです。
このような感じでしっかりと土をかけましょう。
イチゴの受粉
イチゴの表面のつぶつぶはそれぞれが種ってご存知でしょうか。
そのため受粉がとても大切になってきます。
蜂などの虫によって自然と受粉をするものですが、それだと花粉のつかない部分というのができてしまうことがあります。
受粉し種ができない部分があると、形の悪いイチゴになってしまいます。
そこで人工的に受粉させてあげます。
受粉のさせ方ですが、耳かきの梵天という綿の部分で、開花している花をそれぞれ優しくこすっていきます。
綿棒でもいけるかと思ったのですが、少々固いようでうまくできなかったので、耳かきの梵天がオススメです。
長ネギの再生
3月になって急激に成長した野菜が長ネギでした。
私の育てている長ネギはここだけではなく、収穫しても全部は食べきれません。
そこで、料理で使いやすい大きさに切って冷凍してしまうことにしました。
みじん切りや、輪切はみそ汁に、斜め切りやざく切りは鍋の具として、凍ったまま入れることができます。
そうして残った根を土にさしていくと、また成長してくれます。
かなり雑に見えますが、これでも再生していきます。
必要な根の長さは2cm程度で十分です。
そして1週間ほど経つと・・・
すべてが再生を始めました。
あとは、成長にあわせて追肥と土寄せしていくだけです。
おかげさまで、長ネギは十数年買っていません。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。
こまつな・ほうれん草・ダイコン・ニンジンの種まき。
スナップエンドウの支柱立て。
この辺りも3月中にやりましたが、それぞれの野菜の育て方で解説しているので、それらを参考にしてください。
来月は、えだまめの植え付けやジャガイモの芽かき等の作業。
イチゴが収穫できるくらいに成長していたら嬉しいなと思います。
それでは、少しでも皆さんの家庭菜園ライフの役に立てたら嬉しいです。
それでは、また次回
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