小松菜の秋まきはいつ?ホウレンソウと迷ったときの4つの選び方

小松菜とホウレンソウ、秋まきはどっち? Uncategorized

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秋になって畝が少し空くと、「小松菜ならまだ間に合うかな」「ホウレンソウとどちらが育てやすいだろう」と迷います。どちらも秋から育てられる葉物ですが、同じ条件が向いているわけではありません。

千葉の平地にあるわが家の畑でも、この秋は小松菜とホウレンソウをこれから育てる予定です。選ぶときに見たいのは、発芽しやすい温度、土の酸度、虫への備え、次の作付けまでに収穫できるかの4点です。

先に結論を言うと、残暑があるうちにまき、防虫ネットを用意できるなら小松菜が候補になります。気温が下がるのを待てて、土の酸度を整えられるならホウレンソウも選びやすくなります。

小松菜とホウレンソウは4つの違いで選ぶ

比べる点 小松菜 ホウレンソウ 選ぶ目安
発芽適温 20〜25℃ 15〜20℃。25℃以上では発芽率が下がる 残暑がある時期は小松菜、涼しくなってからはホウレンソウも候補
土の酸度 pH5.5〜6.5が目安 pH6.0〜7.0が適し、pH5.5以下では生育不良が出やすい 酸度を測って調整できるならホウレンソウを選びやすい
虫・鳥への備え アオムシ、コナガ、ヨトウムシ、キスジノミハムシなどに注意 芽が小さいうちは鳥よけをし、育ち始めたら葉の表裏に虫がいないか確認 どちらも種まき直後からネットで守れるか確認
収穫まで 家庭菜園では、適期なら種まきから約1か月が一つの目安 家庭菜園では、適期なら種まきから約1か月が一つの目安 秋が深まると日数が延びるため、種袋の表示と次の作付け日から逆算

収穫までの日数だけを見ると、どちらも大きな差が出ないことがあります。品種や気温で変わるため、「小松菜のほうが早い」と決めず、手元の種袋に書かれた日数を優先してください。

わが家の畑で秋に育てた小松菜
わが家の畑で秋に育てた小松菜

残暑があるうちは小松菜、涼しくなったらホウレンソウも考える

小松菜の発芽適温は20〜25℃、ホウレンソウは15〜20℃が目安です。ホウレンソウは25℃以上になると発芽率が下がるため、9月でも暑い日が続くなら、急いでまくより気温が落ち着くのを待つ選択があります。

小松菜はホウレンソウより高めの温度が発芽に合います。ただし、暑い日に土の表面を乾かすと発芽がそろいにくくなります。種をまいた後は、発芽するまで土の表面が乾ききらないように様子を見ます。

関東の平地でも、その年の残暑や畑の日当たりで条件は変わります。日付だけで決めず、週間予報と種袋の適期を一緒に見てください。寒冷地では早め、暖地では遅めになることがあるため、地域の栽培暦も確認すると安心です。

ホウレンソウを選ぶなら、土の酸度と鳥よけを確認する

ホウレンソウは酸性の土を苦手とします。農林水産省の資料ではpH6.0〜7.0が適し、pH5.5以下では発芽率の低下や生育不良が出るとされています。

小松菜にも合う酸度の範囲がありますが、ホウレンソウほど「酸度を先に見る」優先度は高くありません。土の状態が分からず、すぐにまきたいときは小松菜を候補にしやすいでしょう。反対に、酸度を測り、必要なら種まき前に土を整えられるならホウレンソウを選べます。

石灰は多く入れればよいわけではありません。測定結果を見ないまま追加せず、必要なときだけ調整します。ホウレンソウの詳しい土づくりと種まき手順は、既存の完全ガイドにまとめています。

おすすめ用品:土壌酸度計

ホウレンソウをまく前に土のpHを測っておくと、石灰を足す必要があるか判断しやすくなります。

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ホウレンソウも虫や鳥への備えは必要です。芽が小さいうちは、種や芽を鳥についばまれないようにネットで覆います。育ち始めたら葉の表だけでなく裏側も見て、虫が付いていないか週末の見回りで確認しましょう。薬剤名や使い方は増やさず、まずはネットと見回りで早めに気づける形にします。

ホウレンソウは畑に残して冬越しできる

わが家では、秋にまいたホウレンソウを畑に残したまま冬越しさせています。すべてを一度に収穫せず、必要な分だけ採れるのは、小松菜と迷ったときの選び分けにもなるところです。

ただし、冬の畑に残すなら防鳥ネットは必要です。寒くなって周りの草や虫が減る時期は葉が鳥に狙われることがあるため、上から覆うだけでなく、裾にすき間ができていないかも確認します。冬まで畝を使えるならホウレンソウ、次の野菜を早く植えたいなら収穫時期を区切りやすい小松菜という考え方もできます。

小松菜は種まき直後から防虫ネットを掛ける

小松菜はアブラナ科で、葉を食べる虫への備えが欠かせません。農林水産省の栽培資料には、コナガ、アオムシ、ヨトウムシ、キスジノミハムシなどが主な害虫として挙げられています。

葉に穴が開いてから対策するのではなく、種をまいた直後から防虫ネットを掛けます。裾や両端にすき間があると虫が入り込むため、土や留め具で押さえましょう。週末に畑を見るときは、ネットのめくれと葉の表裏を一緒に確認します。

おすすめ用品:防虫ネット

小松菜は種まき直後から覆いたいので、家庭菜園の畝で扱いやすい1.8m×5mのネットが候補になります。

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わが家では、長雨が続いたときに葉物が腐った経験があります。ネットを掛けても雨による過湿は防げないので、水がたまりやすい畝では排水も見ておきます。雨の直前に急いでまくより、畝から水が抜けるか確認してから始めるほうが管理しやすくなります。

次の野菜を植える日から収穫時期を逆算する

小松菜とホウレンソウは、適した時期なら種まきから約1か月で収穫できる葉物として紹介されています。ただし、秋が深まって気温が下がると生育はゆっくりになります。日数は固定せず、品種と時期を見てください。

空いた畝を使う場合は、次に何を植えるかを先に決めます。たとえばソラマメやスナップエンドウをまく予定があるなら、その日までに収穫と片付けができるかを種袋の日数から逆算します。

予定が詰まっているときは、畝全体にまかず、端に少量だけまく方法もあります。大きく育つ前でも、間引き菜として使えます。畑を埋めることより、次の作付けを遅らせないことを優先しましょう。

迷ったときの選び方

次のどれに当てはまるかで考えると、週末の作業を決めやすくなります。

  • まだ暑さが残り、防虫ネットをすぐ掛けられる → 小松菜
  • 気温が下がり、土の酸度を確認でき、冬まで畝を使える → ホウレンソウ
  • 次の作付けまでの期間が短い → 種袋の収穫日数が収まる方を少量まく
  • 冬の畑にホウレンソウを残す → 防鳥ネットも用意する
  • 水がたまりやすい畝で長雨予報がある → どちらも急いでまかず、排水を先に整える

どちらか一方に決めなくても構いません。畝を分けて少量ずつまけば、自分の畑で発芽や育ち方を比べられます。ただし、同時に比べるなら、まいた日と場所を記録しておきましょう。

よくある質問

小松菜とホウレンソウを同じ畝にまいてもよいですか?

同じ畝でも育てられますが、列を分けておくと管理しやすくなります。発芽しやすい温度と土の酸度への反応が違うため、まいた場所が分からなくなると、発芽しない原因を判断しにくくなるからです。札に野菜名と種まき日を書き、育ち方を比べられるようにしておきましょう。

小松菜の防虫ネットはいつ外しますか?

虫が動いている時期は、葉がネットに触れない高さを保ちながら掛け続けます。葉がネットに押されている、風で擦れている、裾がめくれている場合は、外すより先に支柱や留め方を直します。外す日を先に決めず、葉と虫の様子で判断してください。

秋まきが遅れたら、どちらを選べばよいですか?

まず、種袋のまき時と収穫までの日数を確認します。日数が次の作付けに収まらないなら、無理に畝全体へまかず、少量にするか次の機会へ回します。ホウレンソウは暑さを避けやすくなりますが、気温が下がるほど収穫まで長くなる点にも注意が必要です。

秋の葉物は、温度と畑の予定を見れば選びやすい

小松菜とホウレンソウで迷ったら、発芽適温、土の酸度、虫や鳥への備え、畝をいつまで使えるかを順に見てください。残暑があるうちに防虫ネットを用意できるなら小松菜、涼しくなって土を整えられ、冬まで畑に残せるならホウレンソウが候補になります。

千葉の平地にあるわが家の畑でも、これから両方を育てる予定です。長雨で葉物を傷めた経験があるため、今回は日付だけで急がず、天気と排水も見ながらまく日を決めます。まず種袋と週間予報を並べて、今週どちらをまくか決めてみましょう。

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