ソラマメとスナップエンドウ、秋にどちらから播く?畑と冬越しで決める順番

ソラマメとスナップエンドウ、秋にどちらから播く? そらまめ栽培

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秋にソラマメとスナップエンドウを両方育てようとすると、迷うのが種を播く順番です。同じマメ科なので一緒に準備できそうですが、冬前の育ち方を考えると、わが家では同じ日にそろえて播いていません。

関東の平地にあるわが家の畑では、ソラマメをやや早く播き、成長が早いスナップエンドウを少し後にするようにしています。もう一つ大事なのが畑の場所です。マメ科を続けて育てないよう、2〜3年はマメ科の野菜を育てていない区画を選ぶことを心がけています。

この記事では、個別の育て方を繰り返すのではなく、両方を育てるときの順番、場所の決め方、冬前に大きくなりすぎたときと播くのが遅れたときの備えをまとめます。

結論:ソラマメをやや早く、スナップエンドウを少し後に播く

わが家では、ソラマメから播きます。スナップエンドウのほうが成長が早く、早く播きすぎると冬越し前に大きくなりすぎる心配があるためです。

ただし、日にちだけを固定して決めるわけではありません。秋は年によって気温が違い、週末の天気でも作業日は変わります。ソラマメを播いたあと、スナップエンドウは少し日を空け、冬に入る前の育ちすぎを避けるつもりで作業を分けます。

種を播いた直後は、土の表面が乾いていないかを確認します。乾いていれば、種が流れないように株元へ静かに水を与えます。雨で十分に湿っている日は追加せず、毎回の週末に土を触って判断すると過湿を避けやすくなります。

播く日よりも畑の場所を決めておく

両方育てるなら、種袋を開ける前に畑の区画を確認します。ソラマメもスナップエンドウもマメ科です。わが家では、過去2〜3年にマメ科の野菜を育てていない場所を探し、毎年同じ場所にならないようローテーションしています。

畑が小さいと、条件のよい場所を二つ確保するのは簡単ではありません。候補を絞るときは、次の順番で考えると決めやすくなります。

  1. 過去2〜3年にマメ科を育てていない区画を探す
  2. 冬のあいだも様子を見に行きやすい場所を選ぶ
  3. 春に支柱やネットを置く空間を残せるか確かめる

今は使える支柱やネットが何本かありますが、最初に育てたときは種を播いてから用意したと思います。種まき当日にすべてを完成させなくてもかまいません。ただ、置き場所だけは決めておくと、伸びてから支柱を差す場所がなくなる失敗を減らせます。

おすすめ用品:家庭菜園用の支柱

長さ150cm・10本入りの細めの支柱です。ソラマメの株のまわりを囲ってひもを張るときや、スナップエンドウのネットを支える支柱の追加に使えます。畝の長さに合わせて本数を数えてから選んでください。

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冬前に大きくなりすぎたら土寄せと防虫ネットで守る

秋まきを早くしすぎて、冬に入る前に株が大きくなったことがあります。そのときは、株元へ土を寄せ、防虫ネットをかけて寒さに備えました。

土寄せをするときは、株を埋めてしまうのではなく、風でぐらつきやすい株元を支えるように土を寄せます。ネットは上から押さえつけず、葉に余裕がある高さで張り、裾が風でめくれないようにします。週末に見に行ったときは、ネットの緩みと土の乾きも一緒に確認します。

おすすめ用品:家庭菜園用の防虫ネット

1mm目・180cm×5mのネットなら、秋まきの豆を育てる畝で防虫と冬越しの備えを兼ねたいときに使いやすい大きさです。畝の幅と長さを測ってから選んでください。

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播くのが遅れたら刈った芝と防虫ネットで冬越しを助ける

反対に、種まきが遅れて十分に育たないまま寒くなった年もありました。そのときは、刈った芝を株元に置いて防寒し、さらに防虫ネットをかけて冬越しさせました。

刈った芝は株元と地表の冷えをやわらげ、ネットは寒風と虫をさえぎります。そのうえでネットの中の様子を見ていきます。晴天が続いた週は、ネットの中の土が乾きすぎていないかを見ます。乾いているときだけ、暖かい日の午前中に株元へ水を与えます。

大きくなりすぎた場合も、育ちが遅れた場合も、共通するのは「今の株の大きさを見て冬越しの準備を変える」ことです。播いた日だけで良し悪しを決めず、寒さが来る前の姿を見て対応します。

週末作業は順番を四つに分ける

両方を一度に終わらせようとすると、場所と資材の確認が抜けやすくなります。週末の作業は、次の四つに分けると整理しやすくなります。

  1. 過去2〜3年の作付けを思い出し、マメ科を育てていない区画を二つ決める
  2. ソラマメを播き、土の湿りと防寒に使える資材を確認する
  3. 少し日を空けてスナップエンドウを播く
  4. 冬前の株を見て、育ちすぎなら土寄せとネット、遅れているなら刈った芝とネットで備える

この順番なら、「どちらが簡単か」だけで選ばず、両方を育てる前提で畑を使えます。細かな播き方や春の管理は、それぞれの完全ガイドで確認してください。

ソラマメとスナップエンドウの秋まきでよくある質問

秋に播いたのに芽が出ません。何が原因ですか?

よくある原因は、土が湿りすぎて種が腐ること、鳥に種や出たばかりの芽を食べられること、播く深さが合っていないことの三つです。スナップエンドウは播いてから7〜10日ほどで芽が出ることが多いので、2週間たっても出ない場所は、土を少し掘って種が残っているか確かめます。種が溶けたように柔らかければ過湿、種が見当たらなければ鳥を疑い、播き直すときは防虫ネットで覆っておきます。ソラマメは、黒い筋(おはぐろ)を斜め下に向け、種の頭が少し見えるくらいの浅さに押し込みます。

10月・11月のいつまでに播けば間に合いますか?

関東の平地なら、ソラマメは10月下旬〜11月上旬、スナップエンドウは10月下旬〜11月中旬がひとつの目安です。わが家の日誌では、ソラマメを11月中旬に播いた年は冬越し前の草丈が10cmほどにとどまり、春の伸びが遅れて30株中4株が枯れました。11月中旬を過ぎてしまったら、この記事の「播くのが遅れたら」の備えを最初から前提にして、冬の防寒を早めに用意します。

冬に入る前は、どのくらいの大きさが目安ですか?

どちらも草丈10〜15cmくらいで冬を迎えられると扱いやすいです。これより大きいと霜や寒風で傷みやすく、小さすぎると春の立ち上がりが遅れます。12月に入ったころに一度、草丈を測って記録しておくと、翌年に播く日を前後させる判断材料になります。

霜が心配です。防虫ネットのほかに守る方法はありますか?

寒さが厳しい夜が続くときは、農業用の不織布を株の上にふんわりかける方法があります。光と水は通すので、真冬のあいだかけたままにできます。霜柱で苗が土ごと持ち上がっていたら、株元を指で軽く押さえて土に戻し、根が浮いたままにならないようにします。

おすすめ用品:寒さよけの不織布

幅180cm・長さ10mの農業用不織布です。秋まきの豆の畝にかけて霜や寒風をやわらげたいときに使えます。畝の長さの倍くらいあると、両端を土で押さえやすくなります。

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畑が狭くてどちらか一方にするなら、どちらが育てやすいですか?

春に背丈ほどのネットを張れる場所があるなら、スナップエンドウは上へ伸びるので狭い畑でも収穫量を確保しやすいです。高いネットを張れない場所なら、株のまわりをひもで囲う程度で育てられるソラマメが向いています。ただしソラマメは株が横に広がり、春にアブラムシが集まりやすいので、先端の様子をこまめに見られる場所を選びます。

秋まきの順番は冬前の育ち方から考える

ソラマメとスナップエンドウを両方育てるなら、わが家ではソラマメをやや早く、成長の早いスナップエンドウを少し後に播きます。畑は2〜3年マメ科を育てていない場所を選び、同じ区画へ続けて作らないようにしています。

播く時期が早すぎて大きくなったら土寄せと防虫ネット、遅れて小さいままなら刈った芝と防虫ネットで寒さに備えます。日にちだけで決めず、冬前の株を見て手を入れれば、春まで見守る準備がしやすくなります。

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