こんにちは、私は20年以上家庭菜園で無農薬野菜を育てている「サク」といいます。
そらまめがどんなふうに実を付けるかご存知ですか?
名前に「空」という字が入っていることがヒントになりますね。
・・・そうです!空に向かって、上向きに実を付けるのです。
家庭菜園で育てるから知ることがきることです。店頭で売られていたり、調理されていたらわかりません。
お酒のつまみにするだけではなく、話のネタにもいかがでしょう?子供や友人に話すと「へぇ~」をもらうことができるのではないでしょうか?
そんなそらまめの収穫も、タイミングを間違えると、実が小さかったり、味が落ちてしまっていたりということがあります。
状態を見極めて、ふっくら、味の濃い、新鮮な状態で食べましょう。
そらまめの収穫
- 収穫時期
- 収穫方法
- 調理方法
収穫時期
そらまめの収穫は5月ごろからになると思います。
地域によって、寒冷地と暖地で違いはありますのである程度の目安です。
また、開花から35日~40日程度という日数で管理することもできます。
私は開花から日数を数えることはしません。見た目の判断です。
収穫適期のさやの状態は、
- 上向きだったものが下向きに下がっている。
- スジが黒くなっている。
- 全体の色が濃くなり産毛がなくなる、光沢が出ている。
難しいことはないので、一つ一つ確認して見極めていきましょう。
収穫方法
上記の収穫時期を参考に収穫適期のさやを見つけたら、サヤを触って実が充実しているか確認しましょう。
一つ一つをハサミでサヤのつけねから切って収穫します。
そらまめは時間差で実が付いていくので、収穫は丁寧に、他のサヤを傷つけたり、茎を切ってしまわないように注意です。
また、収穫する時間帯を朝方にすることをオススメします。
理由は、日中に光合成で作った栄養を、夜間に実へ送るため、朝収穫がそらまめにとって一番美味しい時間です。
調理方法
そらまめの実を取り出すときは、サヤの上または下をスジがある方へ倒し折り、そのままスジを引きはがします。
スジが取れると、スジ部分から簡単に割ることができ、実を取り出せます。
このとき、豆の状態を見てみましょう。
おはぐろと言われる、サヤと豆がつながっていた部分が黒くなりだしていれば、収穫適期。
まだ黒くなっていない、緑色の状態だと、収穫が少し早かったという目安になります。
収穫してすぐに食べるのが一番美味しいので、お湯を沸かしながらサヤを取りましょう。
- 沸騰したお湯に2%(水100mlに対して2g)の塩を加える。
- 2分程度茹でる。
- 一つ取り出し食べてみて、固さが残るくらいでザルに上げる。
- 余熱で火がとおる。
- 好みで塩をふって食べる。
茹でる際の塩では味はつきません。見た目の色づきを良くするための塩になります。
茹でるときに味を付けたいなら、豆一つ一つに切り込みを入れてから茹でるようにします。
美味しく食べるまでが、家庭菜園です。
そらまめは味が落ちるのが早い野菜です。
お店ではたべられない、家庭菜園だからこその新鮮さを味わってください。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。
少しでも、皆さんの家庭菜園ライフの役に立てたら嬉しいです。
それでは、また次回
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