メロンの育て方ー植え付け

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5月の作業

こんにちは、私は20年以上家庭菜園で無農薬野菜を育てている「サク」といいます。

今年はメロンを2種類植えます。

畝幅を広くとらなくてはならないメロンですが、地面だけではなく空中も使ってうまいことできないかな?と挑戦です。

品種は青肉種(アールス)と赤肉種(レノン)になります。

植え付け方はどの品種でも変わらないので参考としてください。

メロンについて

  • 科目:ウリ科(連作障害あり:2~3年)
  • 土壌酸度:6.0~6.5
  • 原産地:インド
  • 生育適温:20~30℃
  • 植付適期:5月下旬~6月上旬

メロンは連作障害の出る野菜です。

前年にスイカやキュウリ、ゴーヤ等を育てた畑ではコンパニオンプランツを混植するか接ぎ木苗を植えるようにしましょう。

ちなみにコンパニオンプランツはネギやニラが良いです。

畝の準備

  • 畝幅を1m(空中栽培)、2~3m(地這い)
  • 株間を75cm
  • 畝高15cm

メロンの根は湿気に弱いため、少し高畝にして排水性を高めておきましょう。

根は浅く広く張るため2株以上植えるなら株間は75cm以上とるようにしてください。

つるボケしやすいので、畝の準備の段階では化成肥料は使わず、有機肥料のみで畝を作りましょう。

また、久しぶりに野菜を育てるような場合は、植え付け2週間くらい前に軽く耕し土壌酸度(Ph)を測ってみましょう。

この時6.0程度より酸性なら苦土石灰を1㎡あたり50gだいたい一握り程度散布し、すき込んでおくと良いでしょう。

私の畑はPh6.8とほぼ中性のため酸度調整は必要ありません。

植え付け

  • 全面施肥
  • 灌水
  • コンパニオンプランプランツ

前述したように窒素成分が多いとつると葉ばかりになる「つるボケ」という症状が出てしまいます。

そのため植え付け時は、有機堆肥(鶏糞、牛糞、米ぬか)のみを全面施肥ですき込んでおきます。

花が咲いて着果させる時期になったら化成肥料で補うようにしましょう。

灌水

植え付ける時は、苗と植穴にしっかりと水を与えてから植えるようにしましょう。

苗は画像のようにバケツに水を入れて沈めると良いです。

植付穴にもしっかりと水を入れ、水が引くまで待ちます。

根が水を追いかけるように成長するため、根をしっかりと定着させるためにも行って下さい。

しっかり灌水させたら、根を崩さないように茎を指二本で支えながらポッドを外し植え付けます。

あえて根を崩す必要はありません。

逆に根が傷ついて定着するまで時間がかかったり、枯れてしまう原因になります。

接ぎ木苗を植え付ける際は、結合部分が地面より下にならないように気を付けましょう。

最後に肥料袋などを使って風よけ、保温をすれば植え付け完了です。

さむい時期であれば保温効果があり、ハムシなどの害虫除けにも行燈は便利です。

肥料袋の上下を切って使えばリサイクルできてエコですね。

最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。

少しでも、皆さんの家庭菜園ライフの役に立てたら嬉しいです。

それでは、また次回

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