ピーマンの植え付け前にインゲン豆の種まき(コンパニオンプランツ)

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3月の作業

こんにちは、20年以上家庭菜園で無農薬栽培に挑戦している「サク」といいます。

今日は3月下旬ごろにやっておくといいインゲン豆の種蒔きについて説明します。

 

なぜインゲン豆の種を蒔くのか

  • 害虫被害の軽減
  • 成長促進効果
  • スペースの有効活用

 

害虫の軽減

野菜を食害する害虫はそれぞれの野菜の種類で微妙に違ってきます。

ピーマンを好物とするアブラムシやハダニはインゲン豆を好物とするアブラムシやハダニと互いに嫌い、避けるようです。

アブラムシやハダニはせっかく大きく育ったピーマンの葉っぱも汁を吸い、シオシオにしてしまう害虫です。

見つけたら殺処分ですが、小さく大量に発生するので、近寄らせないことが大切です。

 

成長促進効果

マメ科の野菜である、インゲン豆は根に根粒菌というものが存在し、空気中の窒素を土中に固定する働きがあります。

窒素とは、気体ではありません。

野菜の栄養として主に葉っぱの成長に欠かせない成分なのです。

葉っぱが育つことにより光合成もしっかりでき、美味しいピーマンができます。

 

スペースの有効活用

ここで育てるインゲン豆は「つる無し」インゲン豆という種類を使用してください。

つる無しインゲン豆草丈が低くピーマンが育つ下でこんもりと成長します。

お互いに成長する空間が違うので省スペースで多品種を収穫する良いペアとなります。

さらには、早生品種というものがあるので、そちらをオススメします。

ピーマンは収穫期間が長いため、早生品種のインゲン豆をピーマン植え付け前から育て、ピーマンの収穫が始まる頃に1回目のインゲン豆の収穫を終わらせます。

続けてもう一度つる無しインゲンの種を蒔くことで、ピーマンの収穫が終わるころに2回目のインゲン豆の収穫を迎えることができます。

 

以上が、ピーマンの植え付け前にインゲン豆の種まきをする理由になります。

ここで私の畑の紹介です。

赤丸印がインゲン豆の種を蒔いたところです。

株間は約30cm程度で種は3粒蒔いています。

緑丸印がピーマンを植え付ける予定の場所です。

株間は50cm程度です

1メートル四方のスペースでも十分に収穫が楽しめると思います。

 

最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。

少しでも、皆さんの家庭菜園ライフの役に立てたら嬉しいです。

それでは、また次回

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