菜園計画について

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こんにちは、20年以上家庭菜園で無農薬野菜を育てている「サク」といいます。

皆さんは、菜園計画していますか?

私は4年以上先まで計画しています。

4年先というと途方もないというか、そんな先まで考えられないと思うかもしれませんが、ある程度グループ分けして育てる場所を回していくと考えると、ずっと先まで計画したことになるのではないでしょうか。

そこで、菜園計画をすると良いことについて、話したいと思います。

 

菜園計画のメリット

  • 連作障害の防止
  • 栽培期間の最適化
  • コンパニオンプランツの選定

 

連作障害の防止

連作障害とは、同じ場所で、同じ野菜・同じ科の野菜を育てることによって病害虫が増えたり、栄養分の偏りによって生育不良を起こすことです。

家庭菜園のように小さいスペースで野菜を育てていると、同じ科の野菜と気付かずに育てていたり、いつの間にか連作してしまうことがあります。

特にナス科の野菜は多く、作付け間隔も長いため、連作に気を付けなければいけません。

連作を防ぐためにも、狭くても4つに分けて菜園計画をきちんとすることで、病害虫の被害を減らせます。

(例)1年目 ナス科→アブラナ科

   2年目 ウリ科→ヒガンバナ科

   3年目 マメ科→アカザ科

   4年目 サトイモ科→キク科

5年目以降は1年目に戻ってループするようにします。

このようにすると4カ年計画は簡単に組めます。

 

栽培期間の最適化

菜園計画を立てると、ある程度の栽培期間についても把握できるようになります。

そうすることにより、収穫量の落ちた野菜を畑に残すことなく次の野菜に移行できる様になり、前作の野菜を片付けると同時に次の野菜の土壌を準備することができるようになります。

また、次の野菜までの間隔が空くようなら、1か月程度で収穫できる野菜を挟むこともできます。

小松菜などは真冬以外は育てられ生育期間も短いので畑の隙間時間を埋めるのにオススメです。

 

コンパニオンプランツの選定

コンパニオンプランツとは、違う種類の野菜を混植することで、病害虫の発生を抑えたり、成長を助けることができる植物のことをいいます。

たとえば、キャベツとレタスを混植すると、お互いがそれぞれに寄って来る虫の嫌な匂いを発生させ、近づけなくさせます。

また、ナスの根付近にネギを植えると、ネギの根にいる微生物の働きで病原菌を減らすことができます。

スペースの有効活用を狙うなら、トウモロコシとエンドウ豆が良いですね。マメ科のエンドウ豆は窒素分を土壌に固定してくれるので、トウモロコシの成長もよくなります。

 

このように、計画をする段階で混植について考えると、無農薬でも収穫量をあげることができることと、多品種を育てられるため、収穫の喜びを何度も味わえます。

 

以上、菜園計画をするメリットについての解説です。

 

最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。

少しでも、皆さんの家庭菜園ライフの役に立てたら嬉しいです。

それでは、また次回

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サクの家庭菜園

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