こんにちは、私は20年以上家庭菜園で無農薬野菜を育てている「サク」といいます。
5月になるとサツマイモの苗を植える時期になります。
サツマイモ栽培は約5カ月ほどかかります。
5月上旬に植え付けて、9月下旬ごろが収穫時期です。
サツマイモは追熟といって、収穫してすぐよりも、2週間ほどおいてから食べるほうが、甘くなります。
追熟期間を考慮して、早めに育て始めるのもいいでしょう。
苗選び
早めに育てようとしても、苗がなくては始まりません。
良い苗とは、成長しすぎていなくて、適度に「節」があり、元気なものです。
詳しくはこちらで説明します。
サツマイモの苗は、買って来てすぐに植え付けることもできますが、確実に根付かせるためにも「根だし」をしてから植えると良いです。
サツマイモの根だしは、買ってきた苗の葉から下を、湿らせた新聞紙等でくるんむと、1週間ほどで白い根が節の間から出てきます。
この節の根が伸びてイモになります。
植え付け
根だしで、節から白い根が何か所か出たかと思います。
この根が伸びてイモになるため、地上部に根が残らないように植え付けるようにしましょう。
根だしで、節の数がわかれば、ある程度何本イモが付くかわかると思います。
この節の数で、少なければ「垂直植え」、多ければ「水平植え」にする等、植え方に変化をつけて観察してみるのも楽しいのではないでしょうか。
植え付け後の管理
一番重要な作業は「ツル返し」です。
夏の間、グングン伸びるツルとの戦いです。
植え付け後、2カ月ほどからツル返しをしますが、多少ブチっとツルが切れても気にせず作業しましょう。
サツマイモは強いので、少しちぎれたくらいではビクともしません。
慎重になりすぎず、伸びた根をしっかり剥がし取りましょう。
収穫
サツマイモの収穫は、伸びたツルが邪魔になるので、鎌などを使って、ツルを10cmほど残し、切り取ってしまいましょう。
大きさや個数はどうでしたか?
満足いく出来でしたでしょうか。
サツマイモの成長過程を振り返って、来年にいかしましょう。
ツルができすぎた肥料過多、それともツルすら伸びなかったのか。
通気性はどうだったのか、畝は低いのか高いのか。
考えられることはいろいろなあります。
美味しいサツマイモの焼き方
最後はしっかり、おいしく食べてあげましょう。
私のオススメはなんといっても「焼きいも」です。
- サツマイモを洗い、アルミホイルでくるむ
- 魚焼きグリルに入れ、最弱の火加減で30分焼く
- 裏返してさらに30分焼く
- 指で押して固さがなければグリル内で常温に覚めるまで放置する
*固さがある場合は、向きを変えつつ10分ごとに確認しながら焼いてください。
私は、寝る前に焼いて、朝食用に準備することが多いです。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。
少しでも、皆さんの家庭菜園ライフの役に立てたら嬉しいです。
それでは、また次回
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