サツマイモの育て方-植え付け

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5月の作業
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サツマイモの植え付けは、苗がしおれて見えてもすぐ失敗とは限りません。大切なのは、苗を乾かしすぎないこと、畝の水はけをよくすること、肥料を効かせすぎないことです。

サツマイモは葉やつるが元気に伸びても、イモが太らないことがあります。植え付けの段階で「つるぼけ」になりにくい条件を作っておくと、収穫時期まで管理しやすくなります。

サツマイモ苗はしおれより節の状態を見る

サツマイモ苗は、店頭や植え付け前に少ししおれて見えることがあります。葉がしおれているだけであれば、すぐに失敗とは決めつけなくて大丈夫です。見るべきなのは、茎が黒く傷んでいないか、節が乾ききっていないか、全体が腐っていないかです。

植えるまで時間がある場合は、新聞紙などで乾燥を防ぎ、直射日光や強い風に当てないようにします。水につけっぱなしにすると傷むこともあるので、植える直前まで乾かしすぎない程度に管理します。

  • 茎が黒く腐っていない
  • 節が完全に乾き切っていない
  • 葉だけのしおれで茎は生きている
  • 植える場所の畝が温まっている
  • 肥料を入れすぎていない

畝は高めにして水が残りにくくする

サツマイモは、水はけが悪い場所だと根が傷みやすくなります。畑で育てる場合は、畝を少し高めにして、雨のあとに水がたまり続けないようにします。土が重い場合は、無理に細かくしすぎるより、大きなかたまりを崩しながら空気が入る状態を作ります。

植え付け直後に強い雨が続くと、苗が流されたり、株元が泥で埋まったりすることがあります。植える日は、できれば強い雨の直前を避け、土が扱いやすい状態の日を選ぶと作業しやすいです。

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肥料は控えめにしてつるぼけを避ける

サツマイモは肥料をたくさん入れればよく育つ、という野菜ではありません。窒素分が多すぎると、葉やつるばかり元気に伸びて、肝心のイモが太りにくくなることがあります。これが、いわゆるつるぼけです。

前に肥料を多く入れた場所では、追加の肥料を控えめに考えます。土づくりでは、酸度の調整が必要な場合に石灰を使うことはありますが、石灰は肥料とは役割が違います。入れる場合も量とタイミングを守り、植え付け直前に多く入れすぎないようにします。

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植え方は苗の節を土に入れる意識で決める

サツマイモ苗は、茎の節から根が出ます。植えるときは、節がいくつか土に入るようにします。斜め植え、水平植え、船底植えなどがありますが、初心者なら苗を折らないことと、節を土に入れることを優先します。

深く埋めすぎると地温が上がりにくくなり、浅すぎると乾きやすくなります。植えたあとは、土を軽く押さえて苗と土をなじませ、水をあげます。葉がしおれていても、数日後に新しい葉が動き始めれば根づいてきたサインです。

植え付け後数日は乾燥と強い日差しに注意する

植え付け後は、根が出るまで苗が乾きやすい状態です。晴れが続くときは、朝のうちに土の乾き具合を見て水をあげます。土が湿っているのに毎日たっぷりかける必要はありませんが、根が出る前に乾かしすぎると活着が悪くなります。

苗が立ち上がってきたら、あとは水を控えめにしながらつるの伸び方を見ます。サツマイモは強い野菜ですが、最初の数日だけはていねいに見ておくと、その後の管理が楽になります。

サツマイモは植えた直後に元気そうでなくても慌てない

サツマイモ苗は、トマトやナスの苗のようにピンと立った状態で植えるものとは少し違います。植えた直後は葉がしおれて、見た目だけでは不安になることがあります。それでも、茎の節が生きていて、土の中で根が出始めれば回復してきます。

植え付け直後に何度も掘り返したり、肥料を追加したりすると、かえって根づきを邪魔することがあります。最初の数日は乾燥を防ぎつつ、茎が黒く腐っていないか、新しい葉が動き始めるかを見ます。

サツマイモは、葉やつるの勢いだけで成功を判断しにくい野菜です。収穫するのは地下のイモなので、植え付けの段階では「早く茂らせる」より「節から根を出させる」ことを優先します。

まとめ

  • サツマイモ苗は葉のしおれだけで判断しない
  • 畝は高めにして水はけをよくする
  • 肥料を効かせすぎるとつるぼけしやすい
  • 節が土に入るように植える
  • 植え付け後数日は乾燥に注意する

サツマイモの植え付けは、元気な葉を育てるより、イモが太りやすい環境を作ることが大切です。苗が少ししおれて見えても、節と土の状態を見ながら落ち着いて植えれば大丈夫です。

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