こんにちは、私は20年以上家庭菜園で無農薬野菜を育てている「サク」といいます。
トマトを植え付けてから1か月ほど経過して色づいてきた実もできてきた頃でしょうか。
私の畑のトマトは順調(?)に生い茂っています。
ここで収穫から終盤までの管理と保存方法についてお話します。
トマトの収穫
- 時期・収穫
- 芽かき・下葉取り
- 追肥
- 摘芯
- 保存方法
トマトは少し目を離しただけで、脇芽が伸び、葉は茂り、管理が大変になります。
葉が重なりあうと病害虫の被害が出やすくなるので、風通しの良い環境を維持できるよう
に手を入れてあげましょう。
時期・収穫
ミニトマトはヘタの周りまで赤くなり、少し触れただけでとれるような完熟トマトを収穫
しましょう。
また、ガクというトマトのへたの部分が反り返るのも収穫時期の目安になります。
トマトは青い状態で収穫しても時間の経過で赤く追熟することもできます。
しかし私は、完熟状態で収穫したものより甘みが少なく青臭さを感じてしまいます。
せっかく家庭菜園で育てているなら、収穫時期を見逃さず完熟状態で収穫して食べましょ
う。
芽かき・下葉取り
私の育て方は、脇芽も伸ばしていきますが、それでも脇芽にできる脇芽は取るようにしま
す。
2本仕立てのように伸ばした枝から一定間隔で紐をはり、脇芽を誘引します。
2本仕立ての主枝・脇枝は垂直方向に伸ばし、脇芽を横に伸ばして管理しやすくしていま
す。
一定間隔で張った紐に合わない脇芽や脇芽にできた脇芽は摘み取ります。
また、込み合ってしまった葉や枯れたり萎れた葉も摘み取ります。
摘み取る際はハサミで切らず手でつまむように取りましょう。
ハサミで切っていくと病気を伝染させてしまう可能性があるので、手でも問題なく取れる
ので手作業で行います。
追肥
トマトはあまり肥料を与えません。
これは栄養が豊富だと実を付けないトマトの性質の為で、実をつけ始めたら少量を追肥をします
。
追肥は少量で茎や葉の茂り具合を見ながら与えます。
2週間に1度、軽く一握り(約25g)を畝の裾にばらまくように与えます。
これは、トマトの根が横に広がっているため、株もとに与えるより効果的だからです。
摘芯
2本仕立てにしている主枝、脇枝が手の届かないほどになってきたらその先を摘芯します
。
その後は脇芽の成長がよくなるので、伸ばした脇芽が茂りすぎないように管理していきま
しょう。
保存方法
トマトは鮮度が命です。
すぐに調理、食べない場合は冷凍保存がオススメです。
大玉トマトならそのまま冷凍することで、凍った状態を水につけることで皮がむけて調理
しやすいです。
ミニトマトはフードプロセッサーで細かくして密閉できる袋に入れ、冷凍すると場所を取
らず保存することができます。
使用する際は、必要量をパキッと割り、スープや炒め物に入れるといいでしょう。
ミニトマトをそのまま冷凍して食べるのもオススメです。
暑い日に冷え冷えのトマトは最高のデザートになります。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。
少しでも、皆さんの家庭菜園ライフの役に立てたら嬉しいです。
それでは、また次回。
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