道具のメンテナンスについて

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こんにちは、私は20年以上家庭菜園で無農薬野菜を育てている「サク」といいます。

家庭菜園をしていると、いろいろな道具を使うことになると思います。

鍬、スコップ、ハサミ等ありますが、メンテナンスしていますか?

畑で使うので汚れているの仕方ないと考えていませんか?

メンテナンスをすることで、作業効率が高まり、長く使うことができます。

道具に愛着を持って、おいしい野菜を育てましょう。

鍬(クワ)

刃についた泥は、まめにとることが肝心です。

年に1回は、さび落としや刃先を研ぐというメンテナンスをしましょう。

ホーやレーキという刃がある道具も、同じようにメンテナンスできます。

1 汚れ取り

  • 木や竹のヘラで刃の土を落とす。
  • 刃の裏面の土も同様に落とす。
  • こびりついた泥は、水の中に刃をつけ、たわし等でこすり落とす。
  • 刃と柄の継ぎ目に汚れが溜まりやすいのでしっかり落とす。
  • 水分をふき取り、風通しの良い場所で乾かす。

2 さび落とし

  • さびの部分にサンドペーパーを当て、こすり落とす。
  • 最初は目の粗いものを使い、さびがあらかた取れたら、目の細かいものを使ってさらに磨きます。

  (サンドペーパーは目の粗いものから細かいものまでの3種類用意するといいでしょう。)

  • 磨き終わったら、乾いた布などできれいにふき取る。

サンドペーパーは、木片に巻き付けて使うか、スポンジやすりを使うと作業がしやすいです。

3 刃を研ぐ

刃先が丸くなってきたら研ぐようにしましょう。

ただし、研ぎすぎは刃が欠けやすくなり、怪我の危険性が増すので注意しましょう。

  • 砥石をあらかじめ水につけておく。
  • 刃の角度に合わせて砥石を当て、斜めに押し出すようにして刃を研ぐ。

  (刃は必ず体の反対側に向け、怪我をしないように気をつけましょう。)

  • 刃の裏面も同様に研ぐ。

4 がたつきを直す

  • 使い続けるうちに、刃と柄の間に隙間ができ、刃ががたつくことがあります。
  • そんな時に、農耕用のクサビを打ち込んで調整します。
  • 柄の先端(刃側)を上に向け、農耕用のクサビのとがった方を柄の切り口に垂直に当てる。
  • 金づちで全体の3/4程度が入るようにクサビを打ち込む。
  • 柄の木材がボロボロになっている場合は、新しいものに交換する。
  • クサビを打ち込んだら、手で上下に振って、刃がしっかりと固定されているか確認する。

このほかにも、保管する際は、地面に直接触れないようにします。

刃の部分が地面に接しているときに、さびや腐食の原因になります。

また、月に1回程度、さび止め油を塗ると良いでしょう。

スコップ

  • 木や竹のヘラで刃の土を落とす。
  • 裏面の土も同様にして泥を落とす。
  • こびりついた泥は、水につけ、たわし等でこすり洗いをする。
  • 水分を乾いた布などでふき取り、風通しの良い場所で乾かす。
  • 刃が地面に触れないように保管する。

ハサミ

  • 使用後は、刃と持ち手の部分をスチールウールでこすり、水洗いして汚れを落とす。
  • 水分を乾いた布などでふき取り、よく乾かす。
  • 動きが悪いようなら、さび止め効果のある潤滑油などを塗布する。

長靴・手袋

  • 長靴は汚れた部分をたわしで軽くこすって水洗いする。
  • 雑菌や雑草の種などが付着していることもあるので、靴底の泥も落としておく。
  • 手袋は水でもみ洗いする。
  • 風通しの良い日陰で乾かし保管する。

 (日光に当たるとゴムや生地が劣化するので、日当たりの良い場所での保管は避ける。)

支柱

  • 土から支柱を抜く時に、泥を落としておく。
  • こびりついた汚れは、たわしで水洗いする。

防虫ネット

防虫ネットは、きれいに洗って乾かせば繰り返し使うことができます。

雑菌や雑草のタネが付着しやすい、しっかり水洗いしましょう。

  • 水を張った容器に防虫ネットを入れ、軽くもみ洗いする。
  • 土に埋まっていたすそ部分は特に汚れているので、たわしで軽くこすって汚れを落とす。
  • 風通しの良い場所に広げて乾かす。
  • 完全に乾いたら、折りたたんで保管する。

 (折りたたんだ防虫ネットを紐で結ぶと保管しやすい。)

ジョウロ

外側の汚れは、水洗いする。

内側の汚れは、タンク内に水を張り、柄の長いブラシなどでこすり洗いする。

はす口が目詰まりしていたら、歯ブラシでこすり洗いする。

ジョウロ内部に水が残らないように、逆さまにして乾かす。

使用している道具を手入れしていると、どんどん愛着が湧いてきます。

時間が空いた時に、上記を参考にメンテナンスしてはいかがでしょうか?

家庭菜園がもっと楽しいものになると思います。

最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。

少しでも、皆さんの家庭菜園ライフの役に立てたら嬉しいです。

それでは、また次回

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