イチゴの育て方ー収穫

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4月の作業

こんにちは、私は20年以上家庭菜園で無農薬野菜を育てている「サク」といいます。

イチゴは収穫タイミングをのがすと、傷んでしまったり、甘い匂いに誘われた、虫や動物によって食べられてしまします。

私も今まで何個のイチゴを、自然の摂理によって失ったかわかりません。

収穫のタイミングはもちろん、収穫量を増やすための作業について教えます。

 

イチゴの収穫

  • 収穫時期
  • 収穫方法
  • 追肥
  • 人工授粉
  • 摘葉
  • ランナー切り

 

収穫時期

まずは、収穫期間ですが、一季なりなら5月中旬から6月上旬ごろまで。

四季なりなら5月中旬から長いものなら10月下旬までになります。

収穫タイミングは、ヘタのきわまで赤く色づいたのを確認したらとるようにしましょう。

開花後、約40日が目安です。

 

収穫方法

ハサミを使って収穫するようにしましょう。

イチゴ狩りをされたことがある人は、手でプツンと収穫すると思いますが、手で取るのはオススメできません。

手で引き抜くようにイチゴの実をとろうとすると、一緒に株自体を引き抜いてしまう可能性もあります。

抜けなかったとしても、株自体に負担がかかることがあるので、収穫は丁寧にします。

 

追肥

花が咲き始めたら、3回目の追肥を行います。

以降は、収穫終了まで2週間に1回を目安に定期的に施して行きます。

追肥量は1株あたり3g程度の化成肥料で良いでしょう。

 

人工授粉

授粉は風や虫たちによって、自然に行われますが、形の良いイチゴを作るために作業をしましょう。

花が咲いたら、耳かきの綿の部分(梵天ぼんてん)や柔らかい筆などで、花の中心を軽くなでて人工授粉をします。

1つの花には200~300本も雌しべがあり、すべてに受粉させないと、実の形が悪くなるので丁寧に行いましょう。

 

摘葉

実に日の光を当てると、甘くなり、色好きも良くなります。

1株あたりの葉が7~8枚になるように、葉を切り取ります。

老化した下葉を中心に余分な葉を、切り取るようにしましょう。

 

ランナー切り

収穫中に株元から細い茎(ランナー)が伸びてきたら、実に養分を回すためにも切り取ります。

 

ランナーは新しい株を作るために必要なものなので、株の更新をする際はランナーを伸ばします。

伸ばしたランナーの先にクラウンができるので、ポッドに培養土を入れ、クラウンをU字ピンや串等で押さえます。

しばらくすると、クラウンから根が生え株ができます。

イチゴは子株より、孫株の方が成長が良くなるそうなので、子株の株が根付いてもそのままにして、ランナーが伸びるのを待ち、孫株をとるようにしましょう。

 

最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。

少しでも、皆さんの家庭菜園ライフの役に立てたら嬉しいです。

それでは、また次回

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