キャベツ栽培

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キャベツ栽培

こんにちは、私は20年以上家庭菜園で無農薬野菜を育てている「サク」といいます。

キャベツは1年に3回作れることはご存じですか?

「春どり」、「初夏どり」、「秋冬どり」の3タイプです。

春どりは、晩秋に植え付けて、翌春に収穫します。

この時期に収穫できるキャベツを「春キャベツ」と呼び、葉の巻きがゆるく、柔らかいのが特徴です。

初夏どりは、春に植え付けて初夏に収穫します。

高冷地での栽培が多いので「高原キャベツ」とも呼ばれます。

秋冬どりは、夏から初秋に植え付け、収穫するのは秋から冬になります。

葉が詰まっていて、ずっしりと重く甘み出てくるのが特徴です。

まずは、苗の選び方について

次に植え付けです。

私は、春キャベツが好きで、育てやすいため「春どり」の記載になっていますが、基本的に育て方はあまり変わらないので参考にしてください。

家庭菜園では、「秋冬どり」が最も育てやすいと言われているそうです。

その理由は、生育期間の秋から冬がキャベツの生育適温に近いこと、とう立ちの心配がなく、品種を選ばないので、どんなキャベツでも育てられるというメリットがあります。

ただし、植え付け時期(8月中旬~9月中旬)は気温が高く、害虫の活動が活発なので対策は必須になります。

少しでも害虫の被害を減らすには、気温が下がって害虫が減り始める9月上旬~9月中旬に植えると良いかもしれません。

植え付けができたら、しっかり管理していきましょう。

キャベツは害虫とのたたかいです!

キャベツの生育時期にあたる春と秋は、害虫の活動も活発です。

主な害虫は、「アオムシ」、「コナガの幼虫」、「ヨトウムシ」です。

成虫が葉に卵を産み付け、幼虫が葉を食べます。

幼虫をそのままにすると、あっという間に穴だらけにされ、人間が食べるところがなくなります。

対策としては、防虫ネットで覆って侵入を阻止することです。

これでかなりの被害を防げますが、苗や土に潜んでいたりネットの隙間から侵入されることもあるので、苗を選ぶとき、植え付けるとき、追肥などネットをめくるときは注意しましょう。

最後はお楽しみの収穫です。

キャベツの大きさは外葉の大きさに比例する!?

ご存じでしたか?

キャベツの外葉(植え付け後、初期に出てくる外側に広がる大きな葉)で光合成をして養分を

作り、結球する葉に供給します。

つまり、外葉が大きいほど、球が大きくなるのです。

キャベツ栽培は、外葉を大きく育てることが大切です。

どうでしょう、1年に3回のタイミングで育てられるキャベツを育ててみたくなりましたか?

ここで少し、キャベツの雑学、知っていると「へ~」と言われるかもしれない、うんちくを紹介します。

キャベツの仲間は・・・

キャベツのルーツは丸い形ではなく、ケールに似た平たい葉の植物です。

原産地は地中海沿岸で、さまざまな発達の仕方でいろいろな野菜が誕生しました。

蕾を食べる「ブロッコリー」、「カリフラワー」

茎の付け根のわき目を食べる「芽キャベツ」

丸く太った茎を食べる「コールラビ」

葉を食べる「キャベツ」ですね。

バラエティー豊かですね。

キャベツの芯とは?

キャベツの芯と言われる部分は、実は「茎」です。

茎の先端に成長点があり、そこから葉が次々と育っていきます。

ちなみに葉は5枚で1周するので、茎の断面は五角形に近い形になっています。

キャベツの栄養は?

キャベツの栄養と言われて思いつくのは「キャベジン」です。

キャベツの汁から発見された物質ですが、ブロッコリー、レタス、アスパラガス、牛乳等にも含まれています。

胃酸の分泌を抑えたり、胃腸の粘膜の修復を助ける効果があります。

名前そのままに市販薬がありますね。

栄養学的には「ビタミンU」と言われますが、正式にはビタミンではないそうです。

水溶性のため、洗うときに水に長時間さらさないようにしましょう。

  

最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。

少しでも、皆さんの家庭菜園ライフの役に立てたら嬉しいです。

それでは、また次回

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