キュウリの育て方ー植え付け後の管理

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5月の作業

こんにちは、私は20年以上家庭菜園で無農薬野菜を育てている「サク」といいます。

キュウリを植え付けから2~3週間経過したところなので、これから行っていく作業についてお話します。

キュウリの成長過程ですること

  • 整枝・摘芯・摘花
  • 誘引
  • 追肥
  • 二番果までの早どり

キュウリは実付きが良いので水不足・肥料不足にならないように気をつけつつ、葉が茂りすぎて通気性が悪くなると病気になってしまうため、定期的な追肥・摘芯・摘花をしていきましょう。

整枝・摘芯・摘花

キュウリを育てていると、子ヅル(わき芽)がでてきます。 

このわき芽ですが、5~6節目(葉が5~6枚目)までに出てきたものについては取ってしまいましょう。

下葉が茂りすぎて病気の原因になります。

花についても同様で5~6節目までについているものは取りましょう。

6節目以降にできた子ヅルは伸ばして2節目で摘芯しましょう。

子ヅルには実を1個だけ付けるように成長させていきます。

写真はうどんこ病になってしまった葉です。

こうなってしまったものは早急に取ってしまいましょう。

うどんこ病はカビによる被害なので、取った葉を近くに放置してしまうと他の葉にも移ってしまうのでしっかり処分しましょう。

誘引

キュウリの支柱立は、垂直仕立てか合掌仕立てになります。

畝に1列で植えているなら垂直仕立てに、2列で植えているのなら合掌仕立てと使い分けると良いでしょう。

写真だと角度がわかりづらいですが、垂直です。

ここにネットをかければ、子ヅルの誘引も容易にできるようになります。

キュウリの親ヅルを手の届く範囲で摘芯すると子ヅルを伸ばすようになります。

追肥

キュウリは実を付け始めるとどんどん収穫できます。

なので、肥料切れを起こさないように週に1回追肥をするようにしましょう。

肥料のあげ方は、キュウリの根が広く浅く伸びていることを考えて、徐々に株本から離れ、最終的には畝幅ギリギリに肥料を蒔くと根の成長も促されて良いと思います。

二番果までの早どり

1番果、2番果については、今後の株の成長を考えて、早取しても良いでしょう。

その後は20cm程度の大きさになったら、収穫していきましょう

キュウリは収穫時期をを1日・2日過ぎるだけでも肥大化しすぎてしまいます。

株疲れの原因にもなるので収穫忘れのないようにしましょう。

最後に、収穫する実が曲がっているようなら水不足又は肥料不足になっている可能性が高いです。

基本的には朝のうちに水やりをすれば問題ないのですが、カラカラに畝が乾くようなら、夕方ごろにもう1度水をあげてみると良いでしょう。

肥料不足が考えられるなら、液肥で即効性のあるものを使用すると良いでしょう。

液肥がなくても化成肥料を蒔いて水をかければ、肥料成分が溶け出して野菜に効きます。

最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。

少しでも、皆さんの家庭菜園ライフの役に立てたら嬉しいです。

それでは、また次回

きゅうりを植え付ける前におススメすることについて

苗選びの参考にはこちら

植付方法についてはこちら

収穫が始まってからの管理についてはこちら

 

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