ニラの育て方ー種まき

スポンサーリンク
3月の作業

こんにちは、私は20年以上家庭菜園で無農薬野菜を育てている「サク」といいます。

ニラは一度植えれば4~5年は収穫できる野菜です。

宿根草ですが、ある程度成長すれば掘り起こして、畑内を移動させることもできるので、固定した場所を決めることなく長期間育てることができます。

また、収穫も一年間に3~5回もできるため、しっかり管理して、たくさん収穫しましょう。

ニラについて

  • 科目:ヒガンバナ科(連作障害:1~2年)
  • 土壌酸度:6.0~6.5
  • 原産地:中国
  • 発芽適温:20℃前後
  • 生育適温:20~25℃
  • 種まき適期:3月下旬~4月下旬
  • 栽培期間:4~5年

連絡障害は1~2年と短いため、同じヒガンバナ科のネギなどを育てた後の場所を避けれ障害が出ることはないでしょう。

栽培期間は4~5年と長く、一度場所を決めたら動かせない野菜かと思うかもしれませんが、掘り起こして動かせます。

動かせるといっても、年に何度も掘り起こしてしまうと、株を弱らせるので気を付けましょう。

また、ニラは土壌害虫をおさえる拮抗菌が共生し、色々な野菜のコンパニオンプランツとして活躍するので、夏野菜を育てている株間に植え付け(移植)して育てることをオススメします。

畝づくり

  • 畝幅:1m×1m
  • 株間:30cm
  • 条間:60cm
  • 畝高:5cm
  • 元肥:1㎡あたり牛ふん3リットル(1.2kg)、鶏ふん150g、有機石灰50g、米ぬか30g
  • 施肥方法:全面施肥

畝を準備する際に、土壌酸度を測り、Phが6.0より酸性なら苦土石灰を1㎡あたり100~150gまいて耕しておきましょう。

種まき

直径10cm、深さ1cmのまき穴をあけ、7~8粒の種を蒔きます。

ニラは1本1本育てるより、密集して育てるほうが成長が良くなるため、種を多めに蒔いておきます。

種まき後は、種が隠れるくらいに土をかけ、軽く押さえます。

乾燥させないように水やりを行い、種を蒔いてから約2週間で発芽します。

育苗

冬越しの野菜やジャガイモを育てていて、畑の準備が間に合わない時は育苗をオススメします。

ニラは移植が容易で、ある程度までポッドで育てることができます。

育苗は種まきから約2カ月、草丈15~20cmまで成長した時が、植え付け適期になります。

植え付けの際は、ニラの生長点(根付近の白い部分)をすべて埋めてしまわないよう、注意して植え付けてください。

最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。

少しでも、皆さんの家庭菜園ライフの役に立てたら嬉しいです。

それでは、また次回

コメント

タイトルとURLをコピーしました