こんにちは、私は20年以上家庭菜園で無農薬野菜を育てている「サク」といいます。
そらまめは無事に発芽しましたか?
2週間しても変化がないようなら、蒔き直しすることも検討しましょう。
また、しっかり発芽しているなら、これから冬を越すための準備をしていきましょう。
そらまめの成長過程ですること
- 防寒対策
- 追肥・土寄せ
- 整枝・土入れ
- 支柱立て
そらまめは冬越し野菜で、暖かくなるまでは何もしないと思っていましたか?
冬の寒さには当てなければなりませんが、寒すぎるのも苗を痛めてしまいます。
また、強風にあおられて茎が折れてしまわないためにも、冬を越すための対策が必要です。
防寒対策
そらまめの防寒対策には、防虫ネットを使用します。
防寒対策だと、ビニールやポリエチレンのシートを想像するかもしれませんが、防虫ネットを掛けてください。
ビニール等を使うと日中の温度が高くなりすぎてしまい、寒さに当てなければならないのに、意味がなくなってしまうからです。
防寒対策も冬の間だけなので、地上部が成長しないため、高さや幅を気にする必要もありません。
追肥・土寄せ
追肥のタイミングは、暖かくなり、草丈が伸び始めたら行っていきます。
だいたい2月下旬ごろから3月上旬からになると思います。
追肥のタイミングだと思ったら、防寒用にかけた防虫ネットを外します。
追肥量は、1㎡あたり30gの化成肥料または鶏糞を使用します。
冬の間に土が固くなっているので、土を株元に寄せるように中耕しましょう。
以降、月に1回の追肥を行っていきます。
整枝・土入れ
草丈が30~40cm程度になったら、整枝を行って枝数を6~7本に減らします。
また、2回目の追肥後に土寄せの代わりに株の中心に土を盛って株を安定させます。
そらまめは成長すると、腰高から胸付近までの高さになります。
それを支える土台になるので、株の中心が見えなくなるくらい土を入れましょう。
支柱立て
成長したそらまめが、風などで折れてしまわないように、支柱を立てていきます。
株ごとに支柱を立てていくのではなく、畝全体を囲うように支柱を立てます。
四方(畝が長い場合は間にも1本入れます。)に支柱を立てたら、麻ひもなどで囲みます。
私は30cm間隔くらいに2、3段にして囲うようにしています。
そらまめは栽培期間が長いのですが、手をかけるところがあります。
冬の間で、雑草もあまり生えてきませんが、雑草は小さいうちに抜いてしまうようにしてあげましょう。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。
少しでも、皆さんの家庭菜園ライフの役に立てたら嬉しいです。
それでは、また次回
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