そらまめ栽培

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そらまめ栽培

こんにちは、私は20年以上家庭菜園で無農薬野菜を育てている「サク」といいます。

そらまめをお店で買うと高いですよね。

サヤごと売っているから、実を取り出すとさらに少なさを実感すると思います。

そんなそらまめは、家庭菜園で育てましょう。

1つの苗から、十個以上のサヤを収穫することができ、お店で買うものとは比べ物にならない新鮮さと、コクのある味わいを楽しめることでしょう。

 

そらまめの植え付け

そらまめは収穫する前年に種を蒔きます。

寒さに当てることで、そらまめの苗が花を咲かせる準備をするからです。

種まきは寒くなるころに行うので、害虫はほぼいないですが、鳥等には注意が必要です。

植え付け(育苗)に失敗すると慌ててしまうかもしれませんが、対策を考えましょう。

気温が20℃近くになりそうなら、もう一度植えなおしてみる。

気温が10℃程度だとしても、ビニールトンネルをすれば温度を上げてあげることができるので、育苗したり、直接植え付けましょう。

上記の方法ができなかったとしたら、2月ごろになると苗が売られ始めるので、最終手段として苗を買ってきて、暖かくなる前に植え付けてしまいましょう。

 

植え付け後の管理

冬越しに防虫ネットは必須と考えます。

強い北風に吹かれて、茎を折ってしまったり。

雪に埋もれたり、雨が降った後に凍結して苗を痛めてしまうことがあります。

防虫ネットは、害虫や鳥だけではなく、環境対策にも貢献してくれる優れものです。

もし茎が折れてしまっても落ち込まないでください。

そらまめは脇芽を何本か出して成長します。

成長が遅かったり、あまり大きく育たないかもしれませんが、春になるまで見守ってみてはいかがですか。

 

そらまめの収穫

栽培期間の長かったそらまめも、収穫の時期になると、あっという間にサヤが大きくなるでしょう。

短い収穫適期を見極めて、取り残すことのないように収穫しましょう。

そらまめは茹でて食べることが一般的だと思いますが、焼きを試してみてはいかがでしょうか。

水を使わないので、味が濃厚になります。

風味も豊かになるのですが、青臭いと感じる人もいるかもしれませんが、好みの感覚かと思います。

焼きそらまめ

  1. サヤごとさっと水洗いし、魚焼きグリルにならべる。
  2. 5分程度強火で焼く。
  3. 焼き加減をみて、場所を入れ替えたり、ひっくり返し更に2~3分焼く
  4. 3を繰り返えし、合計12~13分程度焼く
  5. 器に盛り付けたら完成

好みで塩をつけて食べてもおいしいです。

 

そらまめの収穫が終わったら、地際から地上部を刈り取り、夏野菜を育てましょう。

ナス科のナスやピーマン、ウリ科のキュウリ等、そらまめの収穫後からだと遅いと思われるかもしれませんが、マメ科の野菜には根粒菌が共生していて、土を肥沃にしてくれています。

根粒菌により窒素成分が土に固定されているので、スタートダッシュができるということです。

すでに夏野菜を育てていても、あとから植えることで収穫時期をずらし、長く夏野菜を楽しむこともできます。

 

夏野菜は足りすぎているという方は、葉物野菜をオススメします。

窒素成分は植物の葉を成長させるための栄養素です。

根粒菌によって作られた窒素が、葉物野菜にはダイレクトに効きます。

 

最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。

少しでも、皆さんの家庭菜園ライフの役に立てたら嬉しいです。

それでは、また次回

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