トマトの植え付けについて

こんにちは、私は２０年以上家庭菜園で無農薬野菜を育てている「サク」といいます。

収穫量が多く、サラダやお弁当の色どり、ミートソースやトマトスープ、色んな料理に使える「トマト」

そんなトマトの収穫量を上げる植え付けについてお話しします。

トマトについて

ナス科のため連作障害が出やすいので、３～４年の間にトマト、ナス、ジャガイモ等を育てていない場所を選んでください。

うまく場所をとれない場合は、接ぎ木苗を選んで買うか、ネギなどヒガンバナ科の野菜と混植しましょう。

久しぶりに野菜を育てるような場合は、植え付け２週間くらい前に軽く耕し土壌酸度（Ph）を測ってみましょう。

この時６．０程度より酸性なら苦土石灰を１㎡あたり５０ｇだいたい一握り程度散布し、すき込んでおきましょう。

私の畑はPh6.9とほぼ中性のため酸度調整は必要ありません。

トマトは過湿を嫌うため、畝高は高めにして排水性を良くしましょう。

トマトはあまり元肥を入れすぎると「つるボケ」という実が付かず茎だけ成長してしまうことがあります。

私は土作りのために元肥に化成肥料は入れず、有機堆肥を全面施肥ですき込み、実が付き始めたら化成肥料で補っていくようにします。

植え付ける時は、苗と植穴にしっかりと水を与えてから植えるようにしましょう。

苗は画像のようにバケツに水を入れて沈めると良いです。

植付穴にもしっかりと水を入れ、水が引くまで待ちます。

根が水を追いかけるように成長するため、根をしっかりと定着させるためにも行って下さい。

トマトは寝かせ植えをオススメします。

寝かせ植えをすることによって、茎の部分からも根が生え吸水・吸肥力が上がり、樹勢が強く、中核量が上がります。

ネギは連作障害を防止するためにトマトの根に触れるようにすると効果があります。

バジルはトマトの陰で育つことによって葉が柔らかく成長します。

ラッカセイはトマトとの生育スペースの違いによる空間活用ができます。

私は茹でラッカセイが食べたいので、ラッカセイ一択で育てています。

最後に、仮支柱をさし、麻ひもで固定します。

固定する際は、直接支柱に結ぶのではなく、トマトの茎に麻ひもをかけたらクリクリっと８の字によってから支柱に結ぶようにします。

直接結んでしまうと、茎を痛めてしまうので注意しましょう。

以上がトマトの植え付けについてです。

トマトは栽培期間の長い野菜なので、植え付けで失敗しないように気を付け、沢山の収穫を楽しみましょう。

最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。

少しでも、皆さんの家庭菜園ライフの役に立てたら嬉しいです。

それでは、また次回