こんにちは、私は20年以上家庭菜園で無農薬野菜を育てている「サク」といいます。
ジャガイモの芽はどれくらい出てきましたか?もっさりと茂ってきましたか?
そのままにしていると成長が悪くなるので草丈が8~10cm程度になったら行う作業についてお話します。
芽かき
- 2~3本に間引く
- カブ元を押さえて抜く

じゃがいもは芽が何本も出てきて、そのままにしていると出てきている芽それぞれに実が付きます。
ただし、1株から出来るじゃがいもの総重量はそんなに変わらないので、芽が多ければ多いほど小さいジャガイモがコロコロできます。
小さいジャガイモを皮を剥かずに蒸かして食べるという目的があったりするならそのまま育ててもいいかもしれません。
ですが、ある程度の大きさで料理に使いやすいサイズを育てるなら、太くて害虫被害のない茎を2~3本選んで、そのほかを抜いてしましましょう。
この時、カブ元の他の芽たちを押さえるように抜くようにしてください。
つい力が入った時に種イモを傷付けてしまうので注意しましょう。
土寄せ
- 2回に分けて実施
- 追肥

ジャガイモの芽かきができたら、次は土寄せです。
土寄せは2回に分けて実施すると良いでしょう。
1回目はカブ元に追肥を行った後、5cm程度の高さになるように畝周辺の土を持ってくるようにすると雑草駆除もできて一石二鳥ですね。
1回目の土寄せから2~3週間したら、2回目の土寄せを行います。
2回目もカブ元に追肥を行った後、今度は15cm程度の高さまで土寄せを行います。
土寄せが不十分だと、できたジャガイモが日光にあたり、緑色に変色してしまいます。
これは、ソラニンという物質ができてしまうことによる変色です。
ソラニンは食べると腹痛、頭痛を引き起こすのでしっかり隠れるように土をかけていきましょう
花摘み
- 蕾のうちに
- できるだけ早く
ジャガイモは花を咲かせ地上部でも実をつけます。
実を付けますが、地上部にできる実は食べれるものではないので、速い段階で蕾のうちに摘み取ってしまいましょう。
花や実をそのままにすると、花や実をしっかりと育てようとする栄養分がそっちにとられてしまうので見つけたら取ってしまいましょう。
以上、ジャガイモの育て方ー芽かき・土寄せ・花摘みについてでした。
あと1か月程度で収穫になります。
今回の話を参考に大きなジャガイモが取れるように頑張りましょう!
最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。
少しでも、皆さんの家庭菜園ライフの役に立てたら嬉しいです。
それでは、また次回
コメント