イチゴの育て方|植え付けから収穫・ランナー管理まで初心者向けに完全解説

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イチゴ栽培
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イチゴは、花が咲き、実がふくらみ、赤く色づくまでの変化が楽しい野菜です。植え付け後の水やり、追肥、人工授粉、ランナー管理など、細かい作業はありますが、ひとつずつ見ていけば家庭菜園でも育てられます。

この記事では、イチゴの苗選びから植え付け、実が付くまでの管理、ランナーで苗を増やす流れまでをまとめます。実際に育てたときの失敗や気づきも入れ、次の栽培に活かしやすい形に整理しました。

イチゴ栽培で先に押さえたいこと

  • クラウンを埋めないように植える
  • 冬から春は葉と花の変化をよく見る
  • 人工授粉は花の中心をやさしくなでる
  • 実が付き始めたらアリなどの害虫も確認する
  • 夏のランナーで翌年用の苗を作る

苗選びと品種の考え方

イチゴの苗は、クラウンがしっかりしていて、葉が傷みすぎていないものを選びます。クラウンとは、葉が出てくる株元の中心部分です。ここを深く埋めると生長点が傷みやすくなるため、植え付けでは特に注意します。

品種は、とちおとめ、章姫、紅ほっぺ、宝交早生など、実際に流通しているものから選ぶと管理しやすいです。甘さだけでなく、育てる場所、実のかたさ、収穫時期も見て選ぶと、食べ方や管理に合った苗を選びやすくなります。

植え付けではクラウンを埋めない

イチゴを植えるときは、根を広げ、クラウンが土に埋まりすぎない高さにします。浅すぎると乾きやすく、深すぎると株元が傷みやすくなるため、植え付け後に水を与え、土が沈んだ状態でもクラウンが見えるくらいを目安にします。

日誌では、追肥や土寄せのときにクラウンを埋めないことを注意点として残しています。肥料を入れる作業に集中すると株元へ土が寄りすぎることがあるため、作業後にもう一度クラウンが見えているか確認すると安心です。

おすすめ用品:イチゴ用プランター

イチゴは実が土に触れると傷みやすくなります。プランターで育てると実の位置を管理しやすく、ベランダや庭先でも観察しやすくなります。

イチゴ用プランターを見てみる

人工授粉はやさしく、花が乾いている日に行う

イチゴは虫が少ない時期に花が咲くこともあるため、人工授粉をすると形のよい実になりやすくなります。花の中心をやさしくなで、花粉を全体に広げるイメージで行います。

実体験では、綿棒は少しかたく、花を傷めそうに感じたため、耳かきの梵天のようなやわらかいものの方が使いやすいと感じました。受粉にムラがあると形の悪い実になりやすいので、晴れて花が乾いている日に、やさしく全体をなでるのがポイントです。

実が付いたらアリも確認する

イチゴの害虫というと鳥やナメクジを思い浮かべやすいですが、実体験ではアリがたかっていることが多くありました。甘くなった実や傷んだ実に寄ってくることがあるため、実が色づき始めたら株元や実の周りも見ます。

傷んだ実をそのまま残すと、虫が寄りやすくなります。食べられない実は早めに取り除き、風通しをよくしておくと、次の実をきれいに保ちやすくなります。

おすすめ用品:マルチ・敷き材

実が土に直接触れると傷みやすくなります。マルチや敷き材を使うと、泥はねを減らし、実の汚れや傷みを抑えやすくなります。

マルチ・敷き材を見てみる

ランナーで翌年用の苗を作る

収穫後に伸びるランナーは、翌年用の苗作りに使えます。8月頃、ランナーの先を土入りポットへ乗せておくと、数日で根が出てきます。根がしっかり張ってから親株と切り離すと、新しい苗として育てられます。

苗作りでは、焦って早く切り離さないことが大切です。ポットを軽く持ち上げて根が張っているか確認し、ぐらつきが少なくなってから切り離すと失敗しにくくなります。

実をきれいに育てるための小さな確認

イチゴは、花が咲いてから実になるまでの間に少し手をかけると結果が変わりやすい野菜です。花が開いたら人工授粉、実がふくらんできたら土や葉に触れていないか、色づき始めたら虫が寄っていないかを見ます。作業自体は小さいですが、見逃すと形や傷みに出やすいところです。

形の悪い実ができても、すぐに失敗と決めなくて大丈夫です。受粉のムラ、寒さ、株の疲れ、水分の変化など、原因はいくつか考えられます。次の花で人工授粉を少し丁寧にする、傷んだ実を早めに取る、株元を蒸らさないようにするなど、できるところから整えます。

ランナーで苗を作るときは、親株から近い苗を選ぶと勢いが出やすいです。ポットに根付くまで親株とつないだままにしておき、根が十分に張ってから切り離します。翌年の苗を自分で作れるようになると、イチゴ栽培の楽しみ方が広がります。

よくある質問

イチゴは地植えとプランターのどちらが育てやすいですか?

どちらでも育てられますが、実の汚れや管理のしやすさを考えるとプランターは扱いやすいです。地植えは株数を増やしやすい反面、実が土に触れやすいため敷き材などの工夫が必要です。

人工授粉は必ず必要ですか?

虫が十分に来る環境なら自然に実ることもあります。ただ、形のよい実を狙いたい場合や花の時期に虫が少ない場合は、やさしく人工授粉しておくと安心です。

ランナーは全部残してよいですか?

収穫中は実に力を使わせたいので、不要なランナーは整理します。苗を作る時期になったら、元気なランナーを選んでポットに受けると管理しやすいです。

また、イチゴは一度植えたら終わりではなく、収穫後の株の扱いで翌年の楽しみ方が変わります。収穫が終わった株をすぐ片づける前に、ランナーを伸ばして苗を取るか、親株を休ませるかを決めておくと作業が迷いにくくなります。

プランターで育てる場合は、実が終わったあとも水切れしすぎないように見ます。夏の暑さで弱ることもあるため、苗を増やしたい株は無理に実を残さず、葉とランナーの状態を見ながら管理すると翌年につなげやすいです。

まとめ

イチゴは、クラウン、花、実、ランナーと、見る場所が季節ごとに変わります。最初は難しく感じても、植え付けではクラウンを埋めない、花が咲いたら人工授粉を試す、実が色づいたら虫を確認する、という順番で見ていくと管理しやすくなります。

赤くなった実を見つける楽しさは、イチゴ栽培ならではです。形が少し悪い実ができても、それは次に活かせる観察材料になります。少しずつコツをつかみながら、翌年用の苗作りまで楽しんでいきましょう。

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