ゴーヤの育て方ー収穫

こんにちは、私は２０年以上家庭菜園で無農薬野菜を育てている「サク」といいます。

皆さんの育てているゴーヤも膨らんで収穫適期になってきていますか？

ゴーヤを収穫するときに少し手を加えてあげて、長く美味しいゴーヤを楽しみましょう。

ゴーヤの収穫

ゴーヤは少し目を離しただけで、脇芽が伸び、葉は茂り、管理が大変になります。
葉が重なりあうと病害虫の被害が出やすくなるだけではなく、収穫適期の実を見逃してしまうことがあります。

風通しの良い環境を維持できるように、手を入れてあげましょう。

ゴーヤの種類によって違いはありますが、だいたい２０～３０ｃｍ位で太さが大人の手首位に膨らんで濃い緑になったものから収穫していきましょう。

稀に長さが出ないものもあるので、短くても太さがしっかりしているものは収穫しても良い状態だと判断できます。

若取を心がけて早め早めの収穫を心がけないと、あっという間に完熟し破裂してしまいます。

実を完熟させてしまうと株疲れの原因となるため気を付けましょう。

夏の日差しを浴びると、どんどん成長するゴーヤにビックリすると思います。

ここで、ツルが絡み合ってどこからどこへ向かっているかわからなくなってしまうと思います。

そんな時は、子ヅルにだけ気を付けて土際のツルたちの整理からやってみましょう。

さらに、重なっている葉があれば、色の悪いもの、傷んでいるものを優先的に切りましょう。

降雨時に土の跳ね返りによる病気の発生を軽減することができるだけではなく、風通しが良くなることでツルの整理もしやすくなります。

また、支柱の範囲から飛びだしているツルの先端を摘芯します。

ツルを整理していて見つける小さな実は、使い切れないようなら取ってしまうのも株疲れを防ぎます。

２週間に１度畝の裾に化成肥料を３０～５０ｇ程度撒くようにします。
根が広く張っているため、畝の外周に撒くようにすると、畝いっぱいに広がった根から効率よく栄養を吸収してくれます。

収穫して水洗いしたゴーヤは、しっかり水気を拭いて、ラップやポリ袋に入れ、冷蔵庫に立てて保存すると１週間くらいはもちます。

冷凍保存する場合は、種を取ってスライスしたものを密閉袋に入れてると、場所を取らず保存することができます。

ゴーヤの苦みは食欲を増進させ、カリウム・葉酸・ビタミンCと栄養も豊富です。

夏バテ防止にも積極的に食べたい野菜ですね。

私は「チャンプルー」にすることがほとんどですが、オススメは薄くスライスしたゴーヤに市販の唐揚げ粉をまぶして揚げる「チップス」です。

子供のおやつに、大人のお酒のお供に合います。是非、おためしください。

最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。
少しでも、皆さんの家庭菜園ライフの役に立てたら嬉しいです。
それでは、また次回。