こんにちは、私は20年以上家庭菜園で無農薬野菜を育てている「サク」といいます。
ホウレンソウはそろそろ食べごろですね。
最後のひと手間をかけにいきましょう。
トンネルの開放
草丈20cm程度になったらトンネルを開けていきます。
まずは南側半分を開放して、寒さに慣れさせます。
数日後に北側も開けて、風が通り抜けるようにし、寒さに当てます。
トンネルを開放すると、鳥たちが食べに来るようになります。
対策としては、キラキラしたテープやディスク、糸を張るなどです。
最後は鳥との戦いになります。
食べきるまでしっかりと守りましょう。
収穫
葉が厚くなって、大きく波打っているとおもいます。
草丈25~30cm程度になったら地際をハサミで切って収穫します。
このとき、大きいものから収穫して株間を開けていくようにしていくと、多少ですが、小さかったものも成長します。
寒締めについて
寒締めとは、植物が寒さによる凍結を防ぐため、体内の水分を糖に変えるという仕組みを利用したものです。
糖分の増えた葉は甘く、厚みが増します。
コツは寒さに当てる前に大きく育てることです。
大きく育てて収穫の1~2週間前に当てるのがベストです。
暖かくなると糖度は下がるので、寒締めをした野菜は寒いうちに収穫が終わるようにしましょう。
冬の野菜が少ないときにできる貴重な野菜です。
冬の寒い間、長く畑においておけますが、鳥との戦いでもあるので、しっかり守りながらいただきましょう。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。
少しでも、皆さんの家庭菜園ライフの役に立てたら嬉しいです。
それでは、また次回。
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