イチゴ栽培

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イチゴ栽培

こんにちは、私は20年以上家庭菜園で無農薬野菜を育てている「サク」といいます。

美味しいイチゴをご家庭で育ててみませんか。

みんな大好きイチゴ、スイーツと言えばイチゴですね。

イチゴ栽培が難しそう、と感じている方にもわかりやすく解説します。

今回は基本的な栽培方法をご紹介します。

 

イチゴの苗選び

イチゴは休眠という期間があります。

冬の寒い期間、地上部は成長せず、光合成でできた栄養を根に蓄えて、春からの成長に備えている期間です。

なので、この休眠期間を畑で過ごさせるためにも、苗選びは9月~10月に行います。

イチゴは種類が豊富で、何を育てたらいいのか悩みます。

そこで、露地栽培では、低温にあたる時間で考えると良いでしょう。

暖地と言われる地域では、「女峰」「さちのか」

少し寒い地域なら、「宝交早生」がオススメです。

いちご狩りで食べるような、「章姫」や「紅ほっぺ」などは、低温にあたる時間が短くても休眠から覚めてしまいます。

早く休眠から覚めてしまうと、良い花や実ができません。

こういった品種はハウス栽培に向くものになります。

 

イチゴ苗の植え付け

イチゴは過湿が苦手です。

植え付けまでに、堆肥や腐葉土などの有機物をたっぷり入れて土を耕しておきましょう。

有機物を多く入れても、通気性や水はけが悪いようなら、高畝(畝高20~30cm)にします。

遅くても、11月上旬までには植え付けるようにしましょう。

イチゴの休眠は目に見えませんが、気温が下がってくる9月下旬から徐々に始まっています。

イチゴの花と実の数は、苗を植えてから11月中旬までに影響されます。

少し早めに植え付けて、根を活着させるようにしましょう。

 

植え付け後の管理

イチゴのマルチは後から張ります。

イチゴは一定期間低温にあたらないと、休眠から覚めません。

冬の寒さにしっかりとあったて、休眠から覚めた段階で黒マルチを張ります。

植え付けを早く行ったときは、11月下旬に1回目の追肥をしておくのも良いでしょう。

1㎡あたり30~50g程度の追肥をして、根の量を増やしておくと、春からの成長が早くなります。

 

イチゴの収穫

収穫中は、花と実に養分を集中させます。

イチゴは休眠から覚めると、花や実を付けるだけではなく、ランナーと呼ばれる茎が出てきます。

ランナーは次の苗を作るときに必要ですが、収穫中は栄養を取られてしまうので、見つけたらかきとるようにしましょう。

イチゴの花は枝分かれしながら房状に付き、実を付けます。

それぞれの房ごとに小さな実を摘むと、残した実がより充実します。

この作業を「摘果」と言いますが、収穫量は減ります。

家庭菜園では形の悪いものや病気になってしまったものだけを摘み取る程度でも良いでしょう。

 

収穫後の作業

収穫が終わったら、子苗とりをしてみましょう。

収穫中は取り除いていたランナーをそのままにしておくと、着地したところで根を生やします。

親株から伸びたランナーでできた子苗を「太郎苗」と言います。

太郎苗から伸びたランナーでできたものが「次郎苗」、その先にできるものを「三郎苗」と言います。

太郎苗は実付きが不安定になるため、子苗として利用するのは次郎苗と三郎苗になります。

苗取りの方法としては、

ランナーの着地点に野菜用培養土を入れたポットを置き、Uピンなどで固定する。

2~3週間ほどして根付いたら、ランナーを切って、親株と切り離します。

この作業をすることで、毎年、若くて元気な株のイチゴを育てることができます。

 

最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。

少しでも、皆さんの家庭菜園ライフの役に立てたら嬉しいです。

それでは、また次回

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