こんにちは、私は20年以上家庭菜園で無農薬野菜を育てている「サク」といいます。
かぼちゃの実付きはどうですか?
地這いで大玉を狙うなら、1株で4個程度、ミニかぼちゃなら、1株で十数個は収穫できると思います。
せっかく育てたかぼちゃの収穫タイミングわかりますか?
大きさで判断するにも、そもそもどれだけ大きくなるのかわからないですよね。
収穫時期の見分け方や管理の仕方について教えます。
かぼちゃの収穫
- 収穫時期
- 玉直し
- 収穫後は
- 人工授粉について
収穫時期
収穫時期はかぼちゃの花の開花から日数で管理することができます。
ミニカボチャなら開花から35~40日、
普通のかぼちゃなら45~50日が目安となります。
見た目の判断基準としたら、ヘタの部分を観察してみましょう。
ヘタの部分が茶色くコルク状になり、爪で押しても傷がつかない、食い込まないようなら、収穫タイミングです。
玉直し
立体栽培ならそのままでもきれいな見た目のかぼちゃになります。
しかし、地這い栽培ではどこか地面に接している面があるため、その面だけ日光に当たることができません。
そうすると、着色不良と言って、緑色が付かず、また、外観上へこんでいたり、見た目が悪くなります。
着色不良やへこみでは、食べた時の味は変わりませんが、せっかくなら外観にもこだわったかぼちゃを育てましょう。
着果から2週間程度して、ある程度の大きさになったら、かぼちゃのお尻部分を地面に着けるように置きなおしましょう。
その際、急激な変換は厳禁です。
90°以上はヘタが取れてしまうことがあるので、ある程度角度を変えたら2~3日あいだをあけて、さらに移動させるようにしましょう。
収穫後は
かぼちゃは追熟する野菜です。
収穫後は、2週間から1か月ほど風通しの良い、涼しい場所で保管すると良いでしょう。
デンプンが糖化して甘みが増していきますが、あまり長期間保管すると腐ってしまうので、追熟もほどほどにして食べてしまいましょう。
人工授粉について
最後になりましたが、着花率が悪いようなら、人工授粉を行います。
通常授粉は、蜂や昆虫などによって行われます。
畑に虫たちが少なく受粉しづらい環境なら、積極的に行って行きましょう。
人工授粉の方法は、雄花をとって、花びらをちぎり雄しべをむき出しにした状態で、雌花にこすり付けます。
雄花と雌花の見分け方は、花の下を見てください。
花の下に膨らみがあるものが、雌花で実を付けます。
時間帯は早朝が良いと言われています。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。
少しでも、皆さんの家庭菜園ライフの役に立てたら嬉しいです。
それでは、また次回
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