ナスの育て方ー植え付け後の管理

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5月の作業

こんにちは、私は20年以上家庭菜園で無農薬野菜を育てている「サク」といいます。

ナスを植え付けてから3週間ほど経ちました。

植付当初は生育が遅く、心配になりましたが暖かくなるにつれある程度の大きさになりました。

ここで、支柱の立て方、管理方法について書いていきたいと思います。

ナスの成長過程ですること

  • 支柱たて
  • 整枝・芽かき・誘引
  • 追肥・摘花(摘果)
  • 肥料が足りているかの見分け方

ナスは整枝・芽かきをしないでいると、どんどん脇芽がでてきて、栄養が分散してしまい良い実を付けることができなくなります。

支柱を立て誘引したら、1週間に1度は見回って管理してあげると、大きくて美味しい収穫がえられます。

支柱たて

ナスの支柱の立て方は、2種類あります。

株数を多く栽培しているなら畝の四方に支柱を斜めにさし、強度のある紐を張り、そこへ各ナス誘引したい主枝と脇芽を紐で引っ張って誘引をしていく方法。

少数ならそれぞれの株に対して3本または4本支柱を斜めにさして3本仕立て・4本仕立てというようにします。

私は株の成長が思ったより遅いので3本仕立てで育ててみます。

整枝・芽かき・誘引

支柱を立てたら次に、誘引する枝を固定していきます。

基本的には1番花の直下2本の脇芽を成長させ、そのほかの脇芽は取ってしまいます。

2本の脇芽と主枝の3本仕立てができると思います。

私はそれぞれの支柱を斜めにさし主枝も含めて大きく広がるように育てます。

また、この時に下葉で枯れていたり、泥はねをひどく受けるものは取ってしまいましょう。

泥を受けていると、地中の細菌による病気にかかってしまうことがあるので気を付けましょう。

追肥・摘花(摘果)

1回目の追肥は3週間程度たったあたりであげましょう。

ナスの栽培期間は長いので、この時点では化成肥料と鶏糞肥料を散布し中耕してあげるといいでしょう。

※中耕とは・・・潮干狩りで使うような熊手で株周りをザクザク耕し排水性を良くし土をふかふかにすることです。

この時点で1番花が咲いているもの、実になっているもは取りましょう。

花・実の成長よりまずは株を成長させ、今後の収穫量増やすため必要なことなので、バッサリいきます。

株の成長にもよりますが、2番・3番の実についても早めに収穫し、株疲れにならないようにしましょう。

今後は、2~3週間に1回は追肥をしていき、肥料切れにならないように気を付けましょう。

肥料が足りているかの見分け方

期間的な感覚で追肥を行っているだけでは、その量で充分なのか不足しているのかわからず不安になります。

そこで、ナスの肥料切れサインについてお話しします。

一番直近で咲いたであろう花の中を見てください。

花には雄しべと雌しべというものがあります。

雌しべが中心で雄しべが雌しべを囲うような配置になっています。

その中で注目するのが雌しべの長さです。

雌しべが雄しべより長くなったいれば肥料は足りている。

逆に雌しべが見えないようなら、肥料が足りていないサインなので、多めに肥料をあげるようにしましょう。

どうでしょう管理することはそこまで難しくないと思います。

ナスは栽培期間が長く、肥料も多く使います。

手間は少しかかりますが、しっかり管理して美味しいナスをいっぱい食べましょう!

最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。

少しでも、皆さんの家庭菜園ライフの役に立てたら嬉しいです。

それでは、また次回

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