スイカの育て方ー植え付け

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4月の作業

こんにちは、私は20年以上家庭菜園で無農薬野菜を育てている「サク」といいます。

みなさんはどんなスイカを育てますか?

私は今回、大玉スイカで「祭りばやし」と小玉スイカは「マダーボール」を育てます。

祭りばやしは日本では定番のスイカで皆さんもスーパーなどでよく見ると思います。

マダーボールはあまり見かけないですが、楕円形のスイカでラグビーボールに似ています。

皮が薄く、小玉スイカですが、見た目以上の食べごたえです。

育て方は、大玉スイカは地這い確定ですが、小玉スイカは支柱を使って空中栽培にしようか検討中です。

育て方は方法が色々ありますが、植え付けの注意点は変わらないのでお話していきます。

スイカについて

  • 科目:ウリ科(連作障害あり:2~3年)
  • 土壌酸度:6.0~6.5
  • 原産地:南アフリカ
  • 生育適温:23~30℃
  • 植付適期:4月下旬~5月上旬

スイカは連作障害の出やすい野菜です。代表的な障害はつる割れ病です。

症状は一部のつるだけしおれる、乾くと茎が割れます。

症状が出てしまうと治すことが出来ないため、処分となってしまいます。

そこで、連作障害の出やすいスイカは接ぎ木苗をオススメします。

畝の準備

  • 畝幅を1m(空中栽培)、2~3m(地這い)
  • 株間を100cm
  • 畝高15cm

スイカはとても広く根を張ります。畝全体をしっかりと耕しましょう。

また深く耕せば地中深くへ根が張るので、頑張れる方はしっかりと掘るように耕しましょう。

久しぶりに野菜を育てるような場合は、植え付け2週間くらい前に軽く耕し土壌酸度(Ph)を測ってみましょう。

この時6.0程度より酸性なら苦土石灰を1㎡あたり50gだいたい一握り程度散布し、すき込んでおきましょう。

私の畑はPh6.8とほぼ中性のため酸度調整は必要ありません。

植え付け

  • 全面施肥
  • 灌水
  • コンパニオンプランプランツ

スイカは窒素成分が多いとつると葉ばかりになる「つるボケ」という症状が出てしまいます。

そのため植え付け時は、有機堆肥(鶏糞、牛糞、米ぬか)のみを全面施肥ですき込んでおきます。

花が咲いて着果させる時期になったら化成肥料で補うようにしましょう。

灌水

植え付ける時は、苗と植穴にしっかりと水を与えてから植えるようにしましょう。

苗は画像のようにバケツに水を入れて沈めると良いです。

植付穴にもしっかりと水を入れ、水が引くまで待ちます。

根が水を追いかけるように成長するため、根をしっかりと定着させるためにも行って下さい。

しっかり灌水させたら、根を崩さないように茎を指二本で支えながらポッドを外し植え付けます。

コンパニオンプランプランツ

今回はスペースの有効活用としてキュウリの畝にスイカを植え付けます。

キュウリは支柱を使って空中栽培を行うため地面は空いています。

そこをつるを長く広げるスイカで有効活用するというわけです。

最後に肥料袋などを使って風よけ、保温をすれば植え付け完了です。

接ぎ木苗を植え付ける際は、結合部分が地面より下にならないように気を付けましょう。

最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。

少しでも、皆さんの家庭菜園ライフの役に立てたら嬉しいです。

それでは、また次回

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