土作りで悩んでいる方へ

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こんにちは、20年以上家庭菜園で無農薬栽培に挑戦している「サク」といいます。

ホームセンターに行けば、色んな種類の肥料が売られています。

その中で自分が必要な肥料はどれなのか、悩まれる方も多いと思います。

そこで、これがあれば間違いないという肥料について説明します。

  1. 牛糞堆肥
  2. 有機石灰
  3. 鶏糞堆肥

基本はこの3つがあれば十分です。

 

牛糞堆肥

牛糞堆肥とは、その名の通りウシのウ〇チです。

とはいっても、ワラやおがくずも含まれさらに、しっかり発酵していれば匂いもあまりしません。

牛糞を堆肥を土に入れるメリットは栄養分が含まれていること、微生物の働きにより土をふかふかにすること、そして安価です。

デメリットは、多少なりとも匂いがでることです。これはしっかり発酵しているものを選べば匂いは少なくなります、「完熟堆肥」等と書かれて売られているがあるので、購入する際の参考としてください。

牛糞堆肥を土に入れるタイミングは、畝を準備するときにすき込んでください。

入れる量としては、製品によって様々記載されていますが、だいたい1平方メートルあたり4~6リットル程度でいいと思います。

牛糞堆肥を入れたからといって、劇的に土壌が改善されるということはないので、作物を育てるたびに使って徐々に良い畑を作っていきましょう。

 

有機石灰

有機石灰とは貝殻や甲殻類の殻などから出来ている天然石灰で、土壌の酸度を調整するアルカリ性の肥料になります。

日本の土壌は窒素酸化物や硫黄酸化物が含まれた雨の影響で、土壌は酸性になっていきます。

ほとんどの野菜はpH6~6.5程度の弱酸性でよく育つため、アルカリ成分の石灰を入れることによって酸度を和らげてあげる必要があります。

有機石灰を使うメリットは、効き目が緩やかで誰でも使いやすく、植え付け時にも使うことができます、さらにカルシウムやミネラルを含んでいるところです。

デメリットとしては、酸性の強い土壌では量を多く使わないとアルカリ性に寄せていけないことと、即効性がないところです。

有機石灰を使うタイミングは畝を準備するときです。畝を準備するとに入れ忘れたとしても、植え付け時にすき込んで使うこともできます。

 

鶏糞堆肥

こちらも文字の通りの、トリのう〇ちです。

鶏糞堆肥もしっかり発酵していれば、匂いは少ないですが、私の感覚では牛糞堆肥よりは匂います。

鶏糞堆肥も有機肥料なので土壌改良にも役立ちますが、一番のメリットは栄養分が豊富で有機堆肥でも即効性があることです。

デメリットは匂いです。これは動物性の堆肥では仕方のないことだと割り切るしかありません。

使い方は育てる野菜によって変えたほうが良いです。

根が深い種類(トマトやナス等)は苗を植える穴を深く掘って、そこに1~2握りくらい置いて土を少し被せ苗を植えてください。

根が浅い種類(きゅうりやトウモロコシ等)は植える畝全体にすき込むように使うと良いです。

 

以上、これだけあれば間違いない肥料でした。

ここで、有機石灰のところであったpHについて、簡単に測れるものを紹介します。

私が使っているものは、このような形で先端(赤丸印)部分を直接地面にさして使うことができます。

上部がメーターになっていて針が左に行けば行くほど酸性が強いことになります。

これを使って畝を立てた時に何か所か計測すると、どのくらい石灰を入れるか目安がわかるとも思います。

数値が7なら良いというわけでもなく、野菜それぞれに合ったPhにすることが大切です。

6に近ければ、野菜を育てている間に降る雨によってさらに酸度が強くなるかもしれないので、少し石灰を入れると良いです。

まれに、酸性の土壌が好きな野菜(ジャガイモ等)もいますので、そのような野菜を育てる場合は石化を使用しないことも検討するといいです。

 

最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。

少しでも、皆さんの家庭菜園ライフの役に立てたら嬉しいです。

それでは、また次回

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サクの家庭菜園

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