野菜作りで聞く用語について

スポンサーリンク
参考に

こんにちは、私は20年以上家庭菜園で無農薬野菜を育てている「サク」といいます。

皆さんは、家庭菜園をしていて参考にしている動画や本はありますか?

それらを見ていて、わからない言葉は出てきませんでしたか?

本で読んでいるなら、文字で何となく想像できたりしますが、動画だとそうはいきませんよね。

私も最初はこの人たち何を言っているのだろう?といろいろ調べました。

そんな初歩かもしれませんが、大切な用語についてまとめてみました。

 

  1. 間引き
  2. 接ぎ木苗
  3. 双葉・本葉
  4. 主枝・側枝
  5. 元肥・追肥
  6. 土壌酸度
  7. つるボケ
  8. 摘心
  9. とう立ち
  10. 花蕾
  11. 結球
  12. 直まき
  13. 一番花

 

間引き(まびき)

タネの発芽後、大きく育った株を選んで、他を抜いたり切ったりして取り除くことを言います。

野菜に合わせて、2~3回行います。

間引くことによって、成長に必要な株間をあけ、日当たりを確保します。

 

接ぎ木苗(つぎきなえ)

病気や害虫に強い種や、同じ科の他の野菜などを土台ににして、育てたい品種をつなぎ合わせた苗です。

価格は割高になるが、低温や病害虫に強かったりとメリットがあります。

 

双葉・本葉(ふたば・ほんば)

双子葉植物の発芽後、最初に出る2枚の子葉が双葉と言います。

子葉の後に出るその植物本来の形をした葉を本葉と言います。

エダマメやインゲンマメなどのマメ科の野菜は、双葉のあとに初生葉しょせいようという大きな葉が出てから、本葉が出ます。

 

主枝・側枝(しゅし・そくし)

双葉の間からのびる最初の茎が主枝。

主枝についた葉の付け根から出る芽をわき芽と言い、わき芽がのびたものを側枝と言います。

キュウリやスイカなどの、つる性の野菜は主枝を親づる、側枝を子づる、子づるの葉の付け根からさらに伸びたものを孫づると呼びます。

 

元肥・追肥(もとごえ・ついひ)

種まきや植え付け前に土に施しておく肥料を元肥と言います。

その後、成長に応じて追加する肥料を追肥と言います。

元肥の効果は一定の期間たつと薄れるため、追肥で補っていきます。

 

土壌酸度(どじょうさんど)

土壌酸度のことを「pH(ペーハー)」とも言います。

土の酸度のことでpHの数値が7.0で中性、それより数値が小さければ酸性、大きければアルカリ性です。

多くの野菜がpH6.0~6.5の弱酸性を好みます。

 

つるボケ(つるぼけ)

窒素肥料が多いことにより、葉や茎ばかり茂り、実付きが悪くなることを言います。

 

摘心(てきしん)

茎の先端を摘み取って、その茎の成長を止めることを言います。

摘心するとわき芽が伸び、側枝の数を増やすことができます。

 

とう立ち(とうだち)

植物が花芽をつけて花茎を伸ばすことです。

ナバナ類などは、とう立ちした柔らかい花茎を食べる野菜です。

 

科(か)

植物や動物を分類した単位の一つになります。

野菜の場合、同じ科の野菜を同じ場所で続けて育てると、連作障害が起こりやすくなるため、どの科の野菜をどこで育てたか確認することが重要です。

 

株(かぶ)

植物を数えるときの単位です。

発芽したばかりの芽も、大きく育った植物も1株と数えます。

株と株の間隔は株間かぶまと言います。

 

花蕾(からい)

花芽が成長し、開花する前の状態の呼び方です。

ブロッコリーやカリフラワーの可食部が「花蕾」です。

頂部について物を頂花蕾ちょうからい、わきについたものを側花蕾そっからいと呼びます。

 

結球(けっきゅう)

野菜の葉が、ボール状に重なっていく現象のことを言います。

キャベツ・ハクサイ・玉レタスなどが代表的な結球野菜です。

葉がゆるく巻いて完全には結球しないものを半結球と言います。

 

直まき(じかまき)

畑やプランターの土に直接種を蒔くことを言います。

まっすぐな溝を掘ってタネの蒔く「ずじまき」、一定間隔で作った穴に数粒ずつ蒔く「点まき」などがあります。

 

一番花(いちばんか)

最初につく花のことです。

これが実になると「一番果」という。

トマトやナスなどの苗を選ぶときは、一番花が付いたものを選ぶとその後の実付きが良くなります。

トマトのように房になって咲く場合は、「第一花房」と言います。

 

どうでしょう。

知らない言葉はありませんでしたか?

知っている用語ばかりだったという方、素晴らしいですね。

もう家庭菜園初心者ではありません。

ぜひ、用語たっぷりの家庭菜園談義を楽しみましょう。

 

最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。

少しでも、皆さんの家庭菜園ライフの役に立てたら嬉しいです。

それでは、また次回

参考に
スポンサーリンク
サクの家庭菜園

コメント

タイトルとURLをコピーしました