ナスの育て方―収穫

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6月の作業

こんにちは、私は20年以上家庭菜園で無農薬野菜を育てている「サク」といいます。
ナスを植え付けてから1か月程度経つと少しづつ収穫を迎える実ができてきます。
ナスは肥料をたくさん必要とする野菜です。
実のつけ方、管理で収量も変わってきます。
収穫時期からの管理方法について参考にしてください。

 

ナスの収穫

  • 時期
  • 誘引
  • 収穫
  • 追肥
  • 保存方法

 

時期

ナスの収穫時期は開花後から25日程度経過したら収穫できるサイズに成長します。
大きさは手のひらサイズ15cm程度でしょうか。
あまり大きく育ててしますと株が疲れてしまい収量が減ってしまいます。
大きさの目安ですが、千両2号など標準的な品種なら15cm程度ですが、長なすなら
30cm程度が目安になるかと思います。

誘引

ナスを3本仕立てまたは4本仕立てにしていると思います。
私は当初3本仕立てにしていましたが、白ナスの方の成長がよくなったため、3本仕立て
にしている脇芽2本のうち1本から出ているすぐの脇芽を伸ばして4本仕立てに変化させ
てみました。
誘引は伸ばしている主枝と脇芽を広がる様にすると葉が重なり合わず、管理がしやすくな
ります。
誘引している枝から出ている脇芽は花を1つ付け葉が2枚ほど先に出たら摘芯します。
そのままにするとどんどん花をつけ脇芽もさらに増えてしまいます。

収穫

上記の大きさで実を収穫したら、実がついていた1本下の葉まで切り戻します。
これは仕立てている主枝、脇枝から出ている脇芽の話です。
仕立ている枝でこれを行うとだんだん株が小さくなってしまいますのでご注意を。
主枝の脇芽や脇芽の脇芽から収穫した際にその枝からさらに脇芽が出ているようならその
先まで切り戻しを行います。
この作業で株もとに近い枝からでも新しい実を収穫することができます。

追肥

ナスはとても肥料を必要とする野菜です。
植え付け後から2週間間隔で追肥を定期的行います。
それでも足らないことはよくあります。
ナスを手入れする際に花を見るようにしてください。

ナスの花は通常雌しべが長く、雄しべが短くなっています。
それが肥料不足だと雌しべが短くなり、雄しべが長くなります。
このような状態を見つけたら追肥してください。
このままでは受粉ができず、実付きが悪くなります。
肥料不足で育った実は艶がなかったり、石のように固くなります。
花で気づかなくても収穫の際、艶なし・石のような実であったら、追肥を行いましょう。

保存方法

ナスは低温・乾燥に弱い野菜です。
そのため、収穫してすぐに使わない場合は保存方法に気を付けてみましょう。
野菜室なら大丈夫だろうと、そのまま入れてしまうと、ハリが失われ艶もなくなり、変色
してしまいます。
これは冷蔵庫内で水分が失われるためにおこる変化です。
そこで、冷蔵庫保管する場合は1つずつラップで包み、密閉できる保存袋に入れると良い
でしょう。
この場合、10日間程度を保存の目安としてください。
また、冷凍保存する場合は乱切り、輪切りと使用する際の大きさに切って、保存袋で密閉
すれば1か月程度冷凍できます。使用する際は加熱調理してください。
上記保存方法はありますが、ナスは収穫直後が1番おいしいです。
できるだけ早いうちに食べることをオススメします。
ナスは調理方法がいろいろありますが、私は皮ごとグリルで焼いて、焦げた皮を剥いでシ
ョウガ醬油で食べるのが1番好きです。
これはご飯が進むこと間違いなしです、さらにお酒にも合うので是非お試しください。


最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。
少しでも、皆さんの家庭菜園ライフの役に立てたら嬉しいです。
それでは、また次回。

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