ハクサイの育て方ー種まき(植え付け)後の管理

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8月の作業

こんにちは、私は20年以上家庭菜園で無農薬野菜を育てている「サク」といいます。

ハクサイは苗から始めましたか?

それとも種からですか?

私は「耐病早生60日型」という「サカタのタネ」から販売されているものを蒔きました。

種まきから育てると間引きのタイミングや追肥について考えることになります。

今回は間引きについてですが、追肥のタイミングは苗から植え付けた方も参考になると思います。

ハクサイの成長過程ですること

  • 間引き
  • 追肥
  • 状態確認と対策

種から育てる場合、まず間引きを行っていきます。

できれば成長を確認しつつ3回で一本立ちをさせましょう。

間引き1回目・・・本葉1枚のころ

種まき後3~4日くらいで発芽します。

1週間たっても発芽していなければ、種をまき直すか、苗を購入し植えましょう。

双葉から本葉が出てくるころに、3~4本に間引きます。

選別の仕方は、生長の早いもの、虫食いのないものを残します。

間引き2回目・・・本葉2~3枚

1回目の間引きから数日で本葉2~3枚目が出てきます。

間隔が短いですが、1回目同様、生長の良さ、虫食いの有無、そこに加えて葉の色味が鮮やかな緑色であるものを残しましょう。

間引き3回目・・・本葉4~5枚

ここで1本立ちにします。

本葉4~5枚というのは、苗選びで確認した葉の状態と同じです。

最後の間引きになるので、しっかりと害虫被害がないかを確認して1本選びましょう。

追肥

最初の追肥は、間引き3回目です。

植え付け後でいうと、2~3週間たったころです。

1株当たり3グラム程度の化成肥料を株元に撒き、土寄せも行います。

以降、2~3週間に1回3グラムの化成肥料を与え、中耕します。

追肥の際の注意点があります。

肥料が直接葉に当たると、肥料やけしてしまうので必ず外葉の下に撒き、中耕を行ってください。

状態確認と対策

状態の確認はなんといっても、害虫被害の確認です。

最初から防虫ネットを使用していれば、被害は少ないかもしれませんが、それでも防虫ネットに穴が空いていたり、間引きなどの管理作業をしている隙にネット内に入ってくるものもいます。

特にアオムシは食欲旺盛で見逃してしまうと、あっという間に葉が食べつくされてしまいます。

対策は、アオムシの成虫である「モンシロチョウ」を近づかせないことからです。

コンパニオンプランツのセリ科の野菜を一緒に植えて、匂いで対策してみましょう。

それでも卵を産み付けられてしまうこともあるので、見つけしだい捕殺しましょう。

葉の裏に隠れているので入念に確認してください。

この外には、根こぶ病というものがあります。

これは排水性の悪い畝で、根に大小のコブができ、生育不良になり、最終的には枯れます。

対策としては高畝にして排水性を良くすることです。

それでも生育不良が起こり枯れているときは早急に抜き根を確認してください。

根こぶ病になっていれば、伝染するので、感染した株は畑外へ持ち出し処分。

畝は消石灰を散布し消毒します。

高畝・防虫ネットである程度対策をしながら育てていますが、しっかり観察して早め早めの対処をして、見た目もきれいなハクサイを育てましょう。

最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。

少しでも、皆さんの家庭菜園ライフの役に立てたら嬉しいです。

それでは、また次回

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