こんにちは、私は20年以上家庭菜園で無農薬野菜を育てている「サク」といいます。
イチゴの植え付けはうまくできましたか?
植え付け後は、しっかりと寒さに当てて春に備えましょう。
大きな実をつけるためには、冬の寒さに当てることが大事です。
それまでにやれること、暖かくなってからやることについて教えます。
イチゴの成長過程ですること
- 枯れ葉取り
- 除草
- 追肥
- マルチ張り
- 敷きワラ
枯れ葉取り
枯れた葉をそのままにしておくと、病気の原因になるので、見つけたら根から摘み取りましょう。
赤い葉は病気ではなく、紅葉なのでそのままにしておいて大丈夫です。
除草
雑草はを見つけたらこまめに抜くようにします。
冬の間は、雑草もなかなか出てはこないと思いますが、イチゴよりは成長するので、肥料分をとられないようにしましょう。
追肥
イチゴの収穫までに行う追肥は、2回です。
1回目は、2月下旬~3月上旬のイチゴの葉が立ち上がってきたら、株まわりに化成肥料を1㎡あたり30g程度まいて、中耕します。
中耕とは、片手で持てる熊手のようなもので、固くなった土をザクザクとほぐしてあげる作業になります。
2回目は、3月下旬~4月上旬に1株ごとに3g程度の化成肥料を与えましょう。
マルチ張り
2月下旬~3月上旬ごろに黒マルチを張ることをオススメします。
雑草を防ぎ、地温を上げて成長を旺盛にすることができます。
張り方は、株の上から、黒マルチを被せる。
マルチの上から株の位置を手で探り、ハサミなどで穴をあけて葉を引き出します。
イチゴの株自体を切らないように注意してください。
マルチの下に株を見つけたら、マルチだけをつまみ上げ、小さく穴をあけて、徐々に穴を広げていくようにすると良いです。
敷きワラ
4月上旬~5月上旬の、イチゴの花が咲きは始めたら、実がマルチや土に触れて傷まないように、マルチの上にワラを敷きます。
実は柔らかく、マルチに触れるのも傷む原因になります。
ワラを敷いたら、風で飛ばされないように、ワラの上からジグザグに紐を渡して固定するようにしましょう。
イチゴは寒い冬を越すために、小さいまま長い期間を過ごします。
冬の間は、全然変化がなく大丈夫なのか、疑問に思うかもしれませんが、春に向けてしっかり栄養を蓄えています。
暖かくなるまで、イチゴのまわりの環境を整えてあげていきましょう。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。
少しでも、皆さんの家庭菜園ライフの役に立てたら嬉しいです。
それでは、また次回
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