こんにちは、私は20年以上家庭菜園で無農薬野菜を育てている「サク」といいます。
たまねぎと言えば、料理には欠かせない野菜ですね。
カレーやシチュー、炒めたり揚げたり、生でも美味しく食べられます。
そんな、なんにでも使える万能料理野菜を、家庭菜園で育ててみませんか?
玉ねぎの栽培期間はとても長いですが、ほとんど手間のかからない野菜です。
家庭菜園の省スペースでもある程度の数を育てることができるので、挑戦してみてください。
玉ねぎの品種について
- 早生種・・・代表品種名:ソニック、サラダ玉ねぎ、スーパーリニア
- 中生種・・・代表品種名:O・P黄、O・K黄
- 晩生種・・・代表品種名:ケルたま、ネオアース
早生種
栽培期間の長い野菜ですが、その中でも比較的早く収穫できるものもあります。
早生種、極早生種と言われるもので栽培期間が4~5か月程度のものです。長期保存には向きませんが、料理でたまねぎを良く使われる家庭なら、気にすることなく使い切れるでしょう。生食にオススメです。
中生種
中生種の栽培期間は5~6か月程度です、晩生種程の貯蔵期間はありませんが、それでも12月頃までの保存は可能な品種になります。
晩生種
晩生種の栽培期間は6~7か月程度です、貯蔵期間はとても長く、翌年2月頃までは保存可能です。
たまねぎといっても、品種によって栽培期間がさまざまです。翌年育てる野菜を考えて、上記のどの品種を育てるか考えると良いですね。
早生種、中生種、晩生種をバランスよく栽培できたら、1年中たまねぎに困らない生活ができますね。
たまねぎ苗の見方
- 茎の太さ
- 草丈
- 葉・根の状態
茎の太さ
たまねぎの苗は太すぎても、細すぎてもダメです。
細いと冬を越せても大きく育たず、太いものは暖かくなると「とう立ち」してしまいます。
目安として5~7mmのものがちょうどいい太さです。鉛筆の太さだと考えてください。
草丈
草丈は20~25cm程度のものを選びましょう。
多少枯れていても、生長点(緑色の葉の部分の最初の分岐)が枯れていなければ大丈夫です。
葉・根の状態
葉の色は、濃い緑色をした、腰の強いもの。
根は、白くはりのあるものが良い苗です。
しかし、売られている苗は、数十本が束ねられているため、すべての苗が良い状態とは限りません。
なので、最低でも葉の分岐部が枯れている苗が含まれていないものを買いましょう。
これは、たまねぎが生長点が葉の分岐部にあるためです。
以上が、たまねぎ苗の見方です。
玉ねぎ作りは苗選びが肝心です。
手間をかけずに美味しい玉ねぎをたくさん育てるために、最初はしっかり見て選びましょう。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。
少しでも、皆さんの家庭菜園ライフの役に立てたら嬉しいです。
それでは、また次回
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