ジャガイモの育て方-収穫

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6月の作業

こんにちは、私は20年以上家庭菜園で無農薬野菜を育てている「サク」といいます。
ジャガイモを植えてから約3か月が経過し、だいぶ地上部が枯れてきたころかと思います。
私の畑のジャガイモたちもほとんど枯れたので収穫を始めていきます。
その際の注意点について説明していきます。

 

ジャガイモの収穫

  • 収穫時期
  • 乾燥
  • 収穫
  • 保存方法
  • 注意

 
ジャガイモは収穫の状況で腐りやすくなったり、毒素を作ってしまうなど、気を付けることがあります。
適切なタイミングで収穫すれば家庭でも長期保存できるので参考にしてください。

 

収穫時期

だいたい6月中旬ごろが収穫時期です。
品種や天候によって多少の前後はしますが、地上部の7~8割程度が枯れてきたところを収穫の目安にします。
また、この時期を過ぎてしまうと梅雨に入り収穫後に腐りやすくなります。

まだ緑が多いですが、上のように、葉や茎が枯れてくるのが収穫の目安になります。

 

収穫

ジャガイモ収穫は、スコップで掘るといいでしょう。
その際、株本近くにスコップ入れると、せっかくできたジャガイモを傷つけてしまいます。
30cm程度離れたところから差し込み、土を起こしてから株を引き上げると簡単に収穫することができます。
引き上げる時も優しく扱うようにします。
皮に傷がついたりすると傷みやすくなるので、無理に引かず何度か小刻みに上下させるといいでしょう。

 

乾燥

前述したように、ジャガイモは湿っていると腐りやすくなります。
そこで収穫する日は、2~3日晴天が続き、土が乾燥している日に行いましょう。
掘り上げた後は1~2時間程度、畑で乾燥させてから保存するようにします。

 

保存方法

畑で乾かしてすぐに箱などに入れると腐りやすく長期保存できません。
畑で乾燥させた後は土を少し払い、日の当たらない、風通しの良い場所で1週間程度かげ干しをします。
その後、腐っているものや傷がついているものを取り除き、段ボールなどに詰めて暗くし、涼しい場所で保存します。

 

注意

・ジャガイモを洗ってから保存するのはやめましょう。

洗う時に傷をつけてしまったり、表面の土が無くなることで保存性が低下します。

・ジャガイモを日に当てすぎるのも問題があります。

ジャガイモは日に当たると外敵から身を守るために「ソラニン」という成分を表面に生成します。

見た目では薄緑色に変化します。

少量であれば人体に影響は少ないですが、食べすぎると死んでしまう可能性もあります。

また、嘔吐・下痢などの症状も出るため日光に当てすぎないよう注意しましょう。

「ソラニン」が出ていても緑色になっている部分を削り取ってしまえば食用とすることはできます。

・休眠期間

今回収穫したジャガイモを種イモとして秋植えに使用したいと考える人もいると思います
が、収穫されたジャガイモは2~4か月休眠期間になります。
品種や保存方法にもよりますが、発芽しない、芽が成長しない可能性があります。
また、ウイルス病に罹っていることもあるので、原則とし種イモとし使わないようにしましょう。
使う人は自己責任です。

 
ジャガイモの収穫はどうでしたか?
私の畑は豊作と言っていいでしょう。
とれたてを洗ってそのまま蒸かし、さっそくジャガバターでいただきました。
収穫してすぐに食べられるのは家庭菜園の魅力ですね。
ご近所さん、友人、家族と分けてもだいぶ残ります。
いろんな調理方法で飽きずに食べていきたいと思います。
くれぐれも表面が緑色になった「ソラニン」には気をつけてください。

 

最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。
少しでも、皆さんの家庭菜園ライフの役に立てたら嬉しいです。
それでは、また次回

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