こんにちは、私は20年以上家庭菜園で無農薬野菜を育てている「サク」といいます。
鍋の具、納豆や冷やっこの薬味として大活躍の長ネギ育ててみましょう。
長ネギは再生栽培も可能です。
畑に長期保存も可能、冷凍も可能と栽培・調理ともに優等生の「長ネギ」です。
長ネギの品種について
長ネギの品種は大きく分けると2種類あり、分けつしないネギと分けつするネギにわけられます。
分けつとは、1本の株元(根)が5~10本にわかれて、それぞれが伸びていくことを言います。
5~10倍の収穫になってお得かと思うかもしれませんが、分けつする品種はあまり太くなりません。
それぞれ下記のような表記をされて苗または種が売られています。
分けつしない品種
- 1本ネギ
- 根深ネギ
分けつする品種
- 葉ネギ
- 青ネギ
長ネギ苗の見方
- 茎の太さ
- 草丈
- 葉・根の状態
茎の太さ
植え付けに適した苗は、根元の直径が1cm。
苗で売られているものは、束ねられていて、太さを揃えることが難しいかもしれません。
そういう時は、買ってきた苗をある程度大きさごとの大・中・小のようなグループ分けしておきましょう。
大きさごとに分ける理由は、大きさをちぐはぐに植えると、大きい苗の勢いに小さい苗が負けて枯れてしまうからです。
草丈
長さは50cm程度のものが良いでしょう。
売られている苗は、長さもまちまちかと思います。
その時は、全体の長さではなく、根から葉の分岐部までの長さが揃っているものを選ぶと良いでしょう。
長ネギの葉の分岐部が成長点といわれ、分岐部が隠れないところまで土を被せるので、植え溝の深さが統一できます。
葉・根の状態
葉の緑色が濃く、まっすぐで根が良く出ているものが理想です。
多少の葉が枯れていることは、見逃せますが、葉にオレンジ色のかさぶたの様なものがあったら要注意です。
かさぶた状のものは「さび病」という、カビによる病気です。
胞子によって、伝染してしまうので気をつけて観察しましょう。
長ネギの再生栽培
苗を買うのではなく、育てていた長ネギを収穫後、もう一度育てることも可能です。
写真のように、根の部分を3~5cmほど残しておきます。
雑なように見えますが、だいぶ雑でも問題ありませんでした。
写真のように、切断面が多少出るように土に差し込みます。
1~2週間程度で、上記写真のように成長をはじめます。
このようにして畑の隅などで再生しておいたネギを、長ネギの植え付け時期の7月に植え替えると、長ネギの無限ループの出来上がりです。
私は十数年、長ネギを買っていません。
自分で育てている長ネギを再生するのはもちろん。
いただいた長ネギも根が付いていれば、それも再生させて育てています。
今では使い切れずに、畑の隅でぼさぼさになっています。
再生栽培、少し自重します。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。
少しでも、皆さんの家庭菜園ライフの役に立てたら嬉しいです。
それでは、また次回
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