こんにちは、私は20年以上家庭菜園で無農薬野菜を育てている「サク」といいます。
長ネギは植え付けてからの土寄せが大切です。
ネギの白い部分(葉鞘部)を白くするためには、土をかけて、太陽の光を遮ることによって作られます。
長ネギの成長過程ですること
- 追肥
- 土寄せ
- 花芽つみ
長ネギを育てるために、最も重要で、数少ない作業が土寄せと追肥です。
長ネギの土寄せのタイミングは4回あり、それぞれに注意するところがあるので覚えておきましょう。
1回目の土寄せ・追肥
植え付け後、約2週間後に行います。
化成肥料又は有機肥料(鶏糞)を1㎡あたり30g程度を、ネギに敷いたワラの上にパラパラと撒きます。
その上に、ワラが隠れる程度の土をかけます。
この時に注意するのが、長ネギの分岐部を埋めないことです。
分岐部とは、長ネギの緑色の部分の分かれ目のことを言います。
この枝分かれしている部分が、長ネギの成長点なので、埋めてしまうと長ネギは成長できません。
2回目の土寄せ・追肥
1回目の追肥から約1か月後が2回目のタイミングです。
化成肥料又は有機肥料(鶏糞)を1㎡あたり30g程度を、前回土寄せした上にばら撒きます。
今回も長ネギの分岐部を埋めないように土寄せをしましょう。
今回の土寄せで、地面と同じ高さになったのではないでしょうか。
3回目の土寄せ・追肥
2回目の追肥から約1か月後が3回目の追肥時期です。
今回の追肥は、化成肥料又は有機肥料(鶏糞)を1㎡あたり30g程度を、株まわりに撒きます。
土寄せも、株の両脇から畝を作るように土を集め、分岐部を埋めないように行います。

写真のように、分岐部ギリギリまで土寄せをします。
黄色くなっていたり、枯れている葉は摘み取ってキレイにしていきましょう。
4回目の土寄せ
3回目の追肥から約1か月後が4回目の土寄せ時期です。
4回目の土寄せは分岐部を埋めます。
長ネギの成長を止め、葉鞘部は白くし、長くするための作業は終了になります。
また、11月以降は寒さのため成長は緩やかになります。
そのため、追肥は必要ありません。
収穫まであと少しです。
除草作業は継続して、葉鞘部が白く甘みが増すのを待ちましょう。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。
少しでも、皆さんの家庭菜園ライフの役に立てたら嬉しいです。
それでは、また次回
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