こんにちは、私は20年以上家庭菜園で無農薬野菜を育てている「サク」といいます。
花付きの苗を植え付けていれば、3~4週間程度で1番花は実になってきているのではないでしょうか?
収穫初期で大切なこと、長く収穫し続けるために必要なことについて教えます。
また、大量に取れてしまった時の保存方法も覚えておくと良いでしょう。
ピーマンの収穫
- 時期
- 誘引・剪定
- 追肥
- 保存方法
時期
ピーマンに付いた一番果は、小さいうちに収穫してしまいましょう。
もったいないと思うかもしれませんが、長さ4~5cmで収穫し、養分を株の成長に回すことで、今後の実付きが良くなります。
パプリカを育てているときは、2番果も小ぶりのうちに収穫します。
一番果をとってからは、開花後15~25日が収穫時期の目安になります。
ただ、ピーマンは実を多くつけるため、開花後から何日の実なのか把握するのは難しいと思います。
ピーマンは未熟果を収穫するので、大きさを目安にしても良いでしょう。
10~15cm程度なら調理しやすいサイズ感ではないでしょうか?
また、ピーマンの完熟果は赤色なので、色が変化してきた場合は小さくても収穫してしまいましょう。
誘引・剪定
ピーマンの支柱は3本でしょうか、4本でしょうか。
どちらにせよ、誘引時に決めた枝を責任もって支柱に誘引していきましょう。
また、生育中に茎や葉が混みあってきたら、ハサミで切って、日当たりと風通しをよくします。
優先的に剪定するのは、株の内側に向かって伸びた脇芽を取っていきます。
株の内側に枝葉が茂ると、せっかくできた実が曲がってしまったり、腐ってしまうことがあります。
追肥
実を付け始めたら、肥料管理が大切になってきます。
肥料は使えば使うだけ良いわけではありません。
足りていれば控えめに、不足していれば小まめに施すようにしていきましょう。
基本的には2週間に1度、1株あたり10gの肥料を施します。
そこで、枝葉の成長が旺盛で、グングン成長しているようなら、肥料を控えめにしたり、実を完熟させて養分を消費させ、様子をみます。
逆に、枝葉の成長が遅くなっていたり、花を観察して、雄しべが長く、雌しべが短くなっていたり、花自体が小さかったりした場合は、2週間を待たずに追肥してください。
即効性が必要なら、液体肥料を使うことも検討しましょう。
保存方法
収穫したピーマンは寒さが苦手です。
冷蔵庫の野菜室に入れるときも、キッチンペーパーなどでくるんでから保存すると、鮮度が長持ちします。
すぐに使わない時や、大量に収穫した時は冷凍することもできます。
そのままだとかさばってしまうので、みじん切り・乱切り・短冊切り等、調理に合わせて切った状態でジップロックに入れ、冷凍しておくと良いでしょう。
冷凍庫のスペースも少なく済み、調理する時にそのまま投入することができます。
ピーマンの収穫期間は長く、秋まで続きます。
追肥のタイミングを見極め、適期に収穫することを心掛けましょう。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。
少しでも、皆さんの家庭菜園ライフの役に立てたら嬉しいです。
それでは、また次回
コメント