手作り防虫スプレーの作り方

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こんにちは、20年以上家庭菜園で無農薬栽培に挑戦している「サク」といいます。

皆さん防虫スプレーは使っていますか?

無農薬で育てていると、必ず悩むのが害虫たちです。

市販の殺虫スプレーを使えば一発で解決しますが、せっかく自分で育てているのに薬品は使いたくないですね。

中には、薬品を使用していない防虫スプレーもありますが、コストがかかります。

そこで、家庭にあるもので、簡単に、あまりお金のかからない防虫スプレーについて解説します。

今回は、先に作り方から書いていきます。

 

材料

 

  • ガラス容器 450ml
  • スポイト
  • 穀物酢
  • トウガラシ 10本程度
  • ニンニク  5片程度

上記のものはすべて100円均一で購入可能です。

スポイトと書いて写真には注射器に見えますが、化粧品の詰め替え用だそうです。

これは容量が測れるので便利です。

トウガラシやニンニクも料理で余ったもので十分に足りる量かと思います。

ちなみに、トウガラシ・ニンニクは畑の端で育てても1年で使い切れないほどできるので、買わなくてもいいかもしれません。

 

作成工程

トウガラシを半分に切ります。

トウガラシの成分を出すためなので、細かく輪切りでもいいですが、スポイトで吸い出すときくっついてしまうことがあるのでほどほどにしましょう。

ニンニクは皮を剥いて潰します。

これもニンニクの成分を出すためなので、切ってもいいです。

切ったものを容器に入れ、酢を注ぎます。

ここで注意することは特にないですが、溢れないように気をつけましょう。

完成です。簡単ですよね?

 

使用方法

スプレー容器(300ml)にスポイトで1~2ml程度入れ、満水になるまで水を入れ希釈して使ってください。

原液で使用すると野菜を痛めてしまいます。

また、注意することとして風下に立ってスプレーすることもやめてください。

目に入ると危険です。暴漢用のトウガラシスプレーの様なものなので気をつけましょう。

以上が、作り方と使い方です。

メリットについても解説したいと思います。

 

防虫スプレーを自作する理由

  • 完全無農薬栽培
  • 防虫だけではなく、殺菌作用がある
  • 簡単に作れて、コスパがいい

 

完全無農薬栽培

使用しているものはすべて人が食べても問題のないものだけです。

せっかくの家庭菜園なので、スーパーで売られている様な農薬を使った野菜ではなく、無農薬の野菜を育て、安心して食べたいですね。

また、酢には有機酸が含まれているため、野菜を育てている過程でも効果を発揮します。

 

防虫だけではなく、殺菌作用がある

防虫効果はトウガラシのカプサイシンとニンニクのアリシンという匂い成分です。

酢で漬けているのは、その成分が溶け出しやすいということもありますが、酢自体に殺菌作用があるからです。

酢の殺菌作用により、菌が原因のうどんこ病等にも効果があります。

 

簡単に作れて、コスパがいい

これは今更書くことでもないですが、

切って、潰して、入れるだけの3工程ですぐに作れます。

そして、用意するのは、容器、スポイト、酢、ニンニク、トウガラシ、スプレー容器だけ

すべて買っても600円です。

ホームセンターで売っている防虫スプレーの何倍何十倍の量が作れてこの価格です。

次からは、ニンニク・トウガラシを育て容器等を再利用すれば、買うのは酢だけです。

ぜひ、作って使ってもらいたい一品です。

 

最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。

少しでも、皆さんの家庭菜園ライフの役に立てたら嬉しいです。

それでは、また次回

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サクの家庭菜園

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