トマトの育て方ー苗選び

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4月の作業

こんにちは、私は20年以上家庭菜園で無農薬野菜を育てている「サク」といいます。

夏といえば「トマト」ですね。

うちでは毎年「ミニトマト」を育てています。

理由は収穫量が多く、手間もかからず、毎回畑に出れば収穫体験ができるので子供受けが良いからです。

そんな1つ育てているだけで家庭菜園での存在感を出すトマトの苗選びについてお話します。

トマトの苗はここを見よう

  • 葉の色、厚み、蕾
  • 茎の太さ、節間
  • 根の張り、色

トマトは本当に種類が豊富で品種選びで迷ってしまうかもしれません。

私は「アイコ」という品種が皮が薄く甘いので好きですが、売られている苗の全品種を育てることは難しいので第一印象で選んでみたりするのも楽しいかもしれません。

どの品種を選んでも、苗の選び方は変わらないので参考にしてください。

葉の色、厚み、蕾

葉が厚く、色が濃い緑色をしているものを選びましょう

やはり見た目の印象が第一です、太陽の光をいっぱい浴びている苗は自然と良い色をするものです。

4月上旬に売られている苗では蕾は付いていないかもしれませんが、蕾や花が咲いていない苗は成長過程で「つるボケ」という実が付かず茎だけ成長してしまうことがあります。

つるボケを防ぐためにも蕾が付いている苗を選ぶと良いでしょう。

茎の太さ、節間

茎は鉛筆くらいの太さをしているもので、節間が間延びしていないものを選びましょう。

間延びしているものは、成長が良く早く収穫できるわけではありません。

なぜ間延びするのかというと、日光不足や肥料の過不足が原因とされ、不良苗ということになります。

根の張り、色

ポッドごと持ち上げて、ポットの下を覗き込むと丸い穴が開いていますが、そこから根が見えていれば十分です。

見えている根が茶色く変色しているものは、根が傷んでいるので避けましょう。

根が見えなくてもポットを持った感触がしまっていたら、しっかりと根が育っている良い苗です。

 

上記以外の注意点としては接ぎ木苗というものが売られています。

これは、病害虫に強く成長力のある土台(根になる部分)と美味しい実のなる穂木(地上部分)を組みわせたもです。

この場合、接ぎ木(根の部分と地上部分が合わさるとこ)している部分を見てズレやコブがないかを確認しましょう。

接ぎ木のメリットは病害虫に強く連作障害の防止になることですが、接ぎ木の部分のズレで成長に悪影響があることがあり、手間がかかっている分少し価格は高めです。

トマトは連作障害があるので、初心者の方や菜園スペースが小さく、毎年トマトやナス科の野菜を育てている人は接ぎ木苗を選ぶことをオススメします。

 

以上、苗選びについて参考になったら嬉しいです。

苗選びはその後の成長の半分は決まってしまうという、苗半作といわれるほど大切なポイントです。

しっかり見るべきところをチェックして、良い苗を植えましょう。

 

最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。

少しでも、皆さんの家庭菜園ライフの役に立てたら嬉しいです。

それでは、また次回

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