トウモロコシの育て方ーポップコーン

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4月の作業

こんにちは、私は20年以上家庭菜園で無農薬野菜を育てている「サク」といいます。

トウモロコシは育て事はありますか?

私は何年か皆さんが焼いたり蒸したりして食べる、スイートコーンを育てていました。

しかし、成功するものより、多くが「アワノメイガ」という害虫の被害にあっていました。

アワノメイガは雄穂から侵入し雌穂へ移動し実を食害するので、授粉用の雄穂を残し、他を早めに切るという対策をしても皮を剥いてみるとそこにいるのです。

 

そこで、爆裂種というポップコーンになる品種を育てました。

そうすると、なんの対策をすることなく収穫することができました。

対策なしでできるので、毎年、種を蒔いた分だけ収穫できます。

一つの実でひと家庭で消費できないほどのポップコーンができます。

うちでは1年かけても消費することができないほどです。

 

甘くてふっくらしたスイートコーンを育てるのもいいですが、手間なく爆裂種を育てて、色々な味付けのポップコーンを食べるのもおすすめです。

 

トウモロコシについて

  • 科目:イネ科(連作障害なし)
  • 土壌酸度:6.0~6.5
  • 原産地:メキシコ
  • 生育適温:20~30℃
  • 植付適期:4月下旬~5月上旬

トウモロコシはイネ科の野菜のため、連作障害がありません。

毎年同じ場所で育てることができますが、私は場所を変えます。

なぜかというと、トウモロコシは肥料分を良く吸収するため、その場所をいったんリセットするために使えるからです。

 

畝作り

  • 畝幅1m、長さ2m、高さ5cm
  • 酸度調整
  • 肥料すき込み

トウモロコシの授粉を良くするため、2列植を行い10株以上になるように畝を作ります。

畝の高さ低めにしておきます。

トウモロコシは成長過程で土寄せを行っていくので最終出来には高畝になるので、最初は低めにします。

酸度調整は、感覚ではなく、このようにしっかり計測しましょう。

うちの畑はちょっと中性に寄りすぎていますが、今後の降雨による酸性への変化を考慮するということで、石灰なしで肥料をすき込みます。

元施肥は鶏糞・牛糞・米ぬかです。

 

種まき

  • 条間50cm、株間30cm
  • 1カ所3粒
  • コンパニオンプランプランツ

赤丸のところにトウモロコシの種を蒔き、緑ひし形には、コンパニオンプランプランツとなる枝豆を蒔きます。

枝豆にはトウモロコシの天敵「アワノメイガ」を寄り付かせない効果があるそうです。

また、成長丈的に空間を有効活用するにも、枝豆がおすすめです。

軽く土を被せてあげたら、たっぷりと水をかけてあげましょう。

 

まとめ

ポップコーンになる爆裂種もスイートコーンも育て方は一緒です。

同じ育て方ですが、同じ畑では1種類のみで育てるようにしましょう。

授粉の過程で他種が混ざってしまうと、実や色などにバラツキが出てしまいます。

コンパニオンプランプランツの枝豆は最初こそ水をたっぷりかけてあげますが、常に水分にさらされていると腐ってしまうので程よく乾燥させるためにも、以後は畝が乾いたら水をあげるようにしましょう

ポップコーンは本当に味のバリエーションが豊富です。

塩、カレー、バター醬油、ハニー、キャラメル等々、作り方も簡単なので、某テーマパークのように色々な味に挑戦してみましょう。

 

最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。

少しでも、皆さんの家庭菜園ライフの役に立てたら嬉しいです。

それでは、また次回

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