こんにちは、私は20年以上家庭菜園で無農薬野菜を育てている「サク」といいます。
みなさんはエダマメ好きですか?
私は大好きです。ビールのお供にと聞きますが、私はエダマメ単体でいくらでも食べれます。
エダマメは収穫直後が一番美味しい野菜です。
家庭菜園ならではの収穫直後の味を楽しんでみませんか?
エダマメについて
- 科目:マメ科(連作障害:3~4年)
- 土壌酸度:6.0~6.5
- 原産地:中国
- 発芽適温:20~30℃前後
- 生育適温:20~30℃
- 種まき適期:4月下旬~5月下旬
エダマメはマメ科の野菜なので連作障害が起こりやすい野菜です。
ただ、エダマメはスペースをあまり使わない野菜なので、他の野菜と混植するのに向いています。
夏野菜の時期になるので、ナスやピーマン等の近くで育てるといいです。
ナスやピーマンの方が高さを出して育つので、空間が被りません。
また、エダマメの根につく根粒菌の作用が、他の野菜にも効果が出るので、肥料の節約にもなります。
根粒菌は窒素を供給してくれるので、実付きをよくするのに肥料は、バッドグアノや溶リンを与えると良いでしょう。
畝準備
- 畝幅:1m×3m
- 株間:30cm
- 条間:45cm
- 畝高:5cm
- 全面施肥
肥料は、1㎡あたり牛糞1.2kg(3L)、鶏糞50g、有機石灰50g、米ぬか30gです。
エダマメは栽培期間が長くないので、酸度調整は苦土石灰を使うと良いでしょう。
栽培期間の長い冬野菜の後だと特に、土壌が酸性になっていることがあります。
春に野菜を収穫したら土壌酸度を測り、苦土石灰をすき込んでおくといいでしょう。
種まき
エダマメの種まきは直播でも良いですが、ポッドで育苗することをお勧めします。
理由は、種を鳥に食べられてしまう被害があることと、種まき後に雨が降ると発芽せずに腐ってしまうからです。
育苗は難しいことではないので、挑戦してみてください。
用意するのは、野菜用の土と苗で野菜を買ったときについてくるビニール製のポッドです。
ポッドに野菜用の土を軽くすりきり入れ。
人差し指の一関節分(約2cm)の穴を3か所あける。
1粒ずつ種を蒔き、土を被せて軽く押さえたら、少量の水をあげてください。
何個か作ったらトレーにまとめて防虫ネットをかけ、四方を洗濯ばさみで止めたら、日当たりの良いところに置きます。
育苗
種まき後1週間から10日くらいで発芽します。
10日経っても発芽していない場合は、期間に余裕があれば、種を蒔きなおし、無ければ苗を買うことを選択しましょう。
発芽後はすぐに畑に植えるのではなく。次の葉が出てくるまで待ちます。。
双葉の次に出てくる葉を「初生葉」と言うそうです。
この時に、3つとも発芽していれば2本に間引きをして育てます。
植え付け
エダマメは2本立ちで共生することで、育ちが良くなります。
育苗で2本にした苗をそのまま畑に植えていきましょう。
植穴をあけたらそこへ、水を注ぎます。
水が引いたら苗を植え、手で土を軽く押さえます。
植え付け後はじょうろで水をあげましょう。
品種について
最後に、エダマメには種類があります。
見た目の違いで「白毛豆」、「茶豆」、「黒豆」の3種類です。
一般的なものが「白毛豆」と言います。
「茶豆」はエダマメの王様と呼ばれるうまみと甘みがあります。
黒大豆の未成熟を食べるのが「黒豆」です。
それぞれ特徴があるエダマメ達なので、それぞれ育ててみるのも楽しいと思います。
また、生育期間も違ってきます。
「早生種」、「中生種」、「晩生種」と呼ばれます。
「早生種」が栽培期間が短く、「晩生種」が栽培期間が長くなり、「中生種」は早生種と晩生種の中間です。
品種によって収穫時期が1か月程度違ってくるので、種袋をよく見て、収穫時期を逃さないようにしましょう。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。
少しでも、皆さんの家庭菜園ライフの役に立てたら嬉しいです。
それでは、また次回
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