こんにちは、私は20年以上家庭菜園で無農薬野菜を育てている「サク」といいます。
ハクサイの状態はどうでしょうか?
まずは、外葉という外側に広がる葉が大きくなるように育てていきましょう。
そしてまだまだ雑草が繁殖する季節です。
防虫ネットをあけるのは手間かもしれませんが、小さいうちに抜き取るようにし、栄養を取られないようにしましょう。
それでは、ハクサイ収穫までの管理について確認していきましょう。
ハクサイの成長過程ですること
- 追肥
- 土寄せ
- 害虫対策
追肥
ハクサイの追肥は2週間おきに追肥を行っていきます。
1回目は、植え付けの2週間後です。
防虫ネットをめくり、まだ小さいので、1株あたり有機肥料(鶏糞)または化成肥料を3~5g程度を株もとに撒きます。
作業後はしっかりと防虫ネットをかけなおしましょう。
2回目以降は追肥後2週間ごとになります。
肥料の量は有機肥料(鶏糞)または化成肥料を1㎡あたり30gを目安に畝の両わきにまきます。
土寄せ
土寄せは2回目の追肥後から行っていきます。
土寄せの仕方は、肥料をすきこむように株元に向かって土寄せをします。
この時、広がっている葉の上に土が乗らないように注意してください。
土寄せを行うことで、土がフカフカになり、通気性と水はけの改善になるので、追肥とセットで実施しましょう。
害虫対策
ハクサイ栽培の一番のポイントが害虫対策です。
夏秋植えでは植え付け時から収穫直前まで、春植えを行っている人は、植え付け時はいないかもしれませんが、収穫期に近づくにつれ、虫たちも活動を開始します。
害虫対策の防虫ネット一択です。
防虫ネットを掛けるときは、初めから虫たちが葉の裏側などに隠れていないかを確認して行います。
防虫ネットの端を留めるのにUピンを使用しているなら、誤ってネットを刺して穴を空けないように注意します
すそに土をかけるときは、すきまができないように丁寧に土を被せていきます。
追肥や除草作業をするときに、何度か防虫ネットをめくる機会があると思いますが、その都度ネットをかけなおす時に注意を払って行きます。
また、夏秋植えでは台風やゲリラ豪雨のような災害にも備えておきます。
防虫ネットを掛けた上から、支柱を数本渡して補強するようにしておきましょう。
防虫ネットがしっかり固定されていれば、強い雨風からもハクサイを守ることができます。
極早生や早生品種を育てている方は収穫まで2カ月程度です。
短期集中です、追肥を効かせて一気に育てましょう。
晩生種を育てていると4カ月近く栽培期間があります。
病害虫の被害からしっかり守って、大きなハクサイを育て上げましょう。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。
少しでも、皆さんの家庭菜園ライフの役に立てたら嬉しいです。
それでは、また次回
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