キュウリの育て方ー収穫

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5月の作業

こんにちは、私は20年以上家庭菜園で無農薬野菜を育てている「サク」といいます。

キュウリを育て始めてから1か月半ほど経ちました。

何本か収穫もできてきたころですが、これから終盤までの管理について書いていきます。

収穫するときに気を付けたいこと

  • 収穫方法
  • 実のなり方
  • 葉の状態
  • 茎の状態
  • 摘芯

キュウリは3、4日目を離すと巨大化するほど成長が早い野菜です。

開花から1週間程度で食用に適したサイズ(約20cm)に成長するため、見逃しの無いようにしましょう。

収穫方法

キュウリの収穫はハサミで簡単にチョキンと切ると思います。

ただ、簡単に収穫してしまうとキュウリの鮮度が早く落ちてしまう、保存できる期間が短くなることがあるので少しだけ注意しましょう。

まず、キュウリのトゲトゲを落とさないようにします。

トゲが取れてしまうと鮮度が落ちてしまうので、上か下の方を押さえて収穫します。

また、キュウリについている白い粉のようなものを落とさないようにします。

これは「ブルーム」というキュウリ自身が水分を奪われるのを防ぐために出しているものです。

汚れやカビではありません。

収穫時に注意することで保存状態を良くすることができるので注意してみましょう。

実のなり方

栄養・水分共に足りていればキュウリは真っ直ぐ成長します。

ただどちらかまたは両方が不足していると曲がったキュウリができてしまいます。

収穫時に発見したら早どりして株疲れを防ぎつつ追肥・水やりを行いましょう。

慌てて大量の水と肥料を施すと病気の原因にもなるので予防として毎朝の水やりと2週間に1度の追肥を行うようにしょう。

葉の状態

収穫時に見てほしいのが葉の状態です。

キュウリは病気になりやすい野菜です。

そのため、苗で売られているときに接ぎ木苗や病気に強いことをうたった苗が売られているほどです。

注意するところは、葉が白い粉を振りかけられたようになっていないか、黄色い斑点模様になっていないかです。

これは「うどんこ病」と「ベト病」とういうカビが原因の症状です。

見つけしだい早急に摘み取ってしっかり廃棄しましょう。

他には、葉に円形模様に傷がついているものがあるかと思います。

それはウリハムシ、害虫による食害です。

対策としてはキラキラしたテープなどを畝周辺を囲うように張ることです。

または農薬「マラソン乳剤」を使用すると良いといわれますが、私は無農薬で育てるので自家製のニンニクトウガラシスプレーとテデトール(手で取る)です。

茎の状態

日中に下葉がしおれ、夜になると元に戻ることを繰り返し、下葉のしおれが株全体に広がっていきます。しおれた葉は黄色く変色して落葉します。

病気が進行すると株元の茎が縦に割れ、カビが発生したり、赤褐色のヤニを出します。

この症状が出てしまうと回復はみこめません。

この病気の原因はカビで伝染します。

他の株に被害が及ばないように早めに抜き取って処分しましょう。

摘芯

親ヅルはグングン成長してあっという間に私の身長を超えていきました。

ここで、親ヅルは摘芯しましょう。

あまり長くしても実の成長が良くないので、ある程度の手の届く範囲の高さで摘み取ります。

そうすると子ヅルの成長も良くなって実をどんどん実を付けていきます。

子ヅルを成長させる際は、下葉が茂りすぎないように気を付けましょう。

みなさんはキュウリをどんな調理方法で食べますか?

我が家では長細く切ったキュウリをみそマヨにつけて食べるのが1番です。

次いで、酢の物・キムチ和え・ナムルですね。

変わり種としは、ちくわと合わせてダシと醤油、ごま油で炒めるのも、お酒に合うのでおためしください。

これからたくさん収穫できるキュウリを飽きずに食べきるのも腕の見せ所です。

最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。

少しでも、皆さんの家庭菜園ライフの役に立てたら嬉しいです。

それでは、また次回

きゅうりを植え付ける前におススメすることについて

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