長ネギの育て方ー植え付け後の管理

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10月の作業

こんにちは、私は20年以上家庭菜園で無農薬野菜を育てている「サク」といいます。

長ネギは植え付けてからの土寄せが大切です。

ネギの白い部分(葉鞘ようしょう部)を白くするためには、土をかけて、太陽の光を遮ることによって作られます。

 

長ネギの成長過程ですること

  • 追肥
  • 土寄せ
  • 花芽つみ

長ネギを育てるために、最も重要で、数少ない作業が土寄せと追肥です。

長ネギの土寄せのタイミングは4回あり、それぞれに注意するところがあるので覚えておきましょう。

 

1回目の土寄せ・追肥

植え付け後、約2週間後に行います。

化成肥料又は有機肥料(鶏糞)を1㎡あたり30g程度を、ネギに敷いたワラの上にパラパラと撒きます。

その上に、ワラが隠れる程度の土をかけます。

この時に注意するのが、長ネギの分岐部を埋めないことです。

分岐部とは、長ネギの緑色の部分の分かれ目のことを言います。

この枝分かれしている部分が、長ネギの成長点なので、埋めてしまうと長ネギは成長できません。

 

2回目の土寄せ・追肥

1回目の追肥から約1か月後が2回目のタイミングです。

化成肥料又は有機肥料(鶏糞)を1㎡あたり30g程度を、前回土寄せした上にばら撒きます。

今回も長ネギの分岐部を埋めないように土寄せをしましょう。

今回の土寄せで、地面と同じ高さになったのではないでしょうか。

 

3回目の土寄せ・追肥

2回目の追肥から約1か月後が3回目の追肥時期です。

今回の追肥は、化成肥料又は有機肥料(鶏糞)を1㎡あたり30g程度を、株まわりに撒きます。

土寄せも、株の両脇から畝を作るように土を集め、分岐部を埋めないように行います。

写真のように、分岐部ギリギリまで土寄せをします。

黄色くなっていたり、枯れている葉は摘み取ってキレイにしていきましょう。

 

4回目の土寄せ

3回目の追肥から約1か月後が4回目の土寄せ時期です。

4回目の土寄せは分岐部を埋めます。

長ネギの成長を止め、葉鞘部は白くし、長くするための作業は終了になります。

また、11月以降は寒さのため成長は緩やかになります。

そのため、追肥は必要ありません。

 

収穫まであと少しです。

除草作業は継続して、葉鞘部が白く甘みが増すのを待ちましょう。

 

最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。

少しでも、皆さんの家庭菜園ライフの役に立てたら嬉しいです。

それでは、また次回

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